確かに多くのチャンスを作りはしたが……。もはや常套句の『決定力不足』が響き、早すぎる終戦となった。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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――まずは今日の試合の感想をお願いします。
 
【ゲームPHOTOギャラリー】日本 1(4PK5)1 UAE

アギーレ監督
「このチームに対して誇りを感じます。120分間、すべてを出し切ってくれました。攻撃はもちろん、あらゆる面で相手を上回っていたと思います。ただ、立ち上がりにケアレスミスから失点し、それを追いかける試合になってしまいました。
 
 選手たちは最後まで戦い続けたと思います。最終的には相手が勝ちましたが、良いサッカーを見せて、相手より点を取ろうと最後までトライしていました。結果的にはPK戦の末に負けました。しかし、この日見せた戦い方をこれからも続けないといけません」
 
――内容も交代策も良かったように見えましたが、結果は出ませんでした。
 
アギーレ監督
「サッカーというのはゴールを決めるゲームで、今日は1得点しか取れませんでした。シュートやセットプレーでの良い場面、さらにはキープ率で相手を上回っていましたけれど、相手も人生を懸けるような気迫で戦ったと思います。相手の交代等はドローの状態をキープしてPK戦に持ち込む計画だったと思いますが、残念なことにそのとおりになってしまいました」
 
――本田がPKを外すことは予測していましたか?
 
アギーレ監督
「(本田)圭佑は素晴らしい選手であり、この大会でも3得点を決めています。そして、リーダーのひとりとして戦ってくれました。PK戦は誰が外してもおかしくないものです。なので、そこは重要視しておりません。彼は自信を持ってプレーしたので、キッカーのひとりに選びました」
 
――4試合とも、チャンスは作っても決め切れませんでした。この問題にどのように取り組んでいくのでしょうか?
 
アギーレ監督
「まず、私は(チームが)たくさんの決定機を作ったことを嬉しく思っています。シュートミスやGKに阻まれたことで(あまり得点が)決まりませんでしたが、クロスもミドルシュートもたくさん見られました。相手のように試合を通じてチャンスが1回か2回だったら心配しますけれど……。将来的にどうするかということでしたら、これを続けるのみです」
 
――(中2日で)疲労はあったのでしょうか?
 
アギーレ監督
「私は言い訳をしません。選手たちはしっかり準備していたと思います。ポストに当たる場面も、それは本田も今大会4回ぐらいありましたが、それを運の足りなさと捉えたくありません。今日の試合で勝利に値するのは我々だったと思います。そういった内容を見せることができたので、上を向いてこれからも続けていきたいと思います」
 
――日本が試合を支配していたと思いますが、なぜ追加点を奪えなかったのでしょうか?
 
アギーレ監督
「UAEは高いモチベーションでプレーしていました。我々のケアが足りずに開始10分までに失点し、その後のUAEは集中して、守備的にゲームを進めました。PK戦に入ってからは運の要素も大きく、相手のほうがひとつ多く決めたということ。110分間、相手は引いて守って、ロングキックでチャンスを狙う戦術で、それがUAEにとっては良い結果につながりました。今後のゲームでの幸運を祈っています」