1月22日の全豪オープンテニス男子シングルス2回戦で、クロアチアのイバン・ドディグ選手に4-6、7-5、6-2、7-6 (7-0)の逆転で勝利し3回戦進出を決めた錦織圭選手だが、1セット目を先取されるなど苦戦しつつも勝利したこの試合について海外のテニスファンも掲示板などで様々な反応を示している。

前半ドディグ選手に手を焼いていた錦織選手に対し、ファンからは「やはりダブルスのファイナリストはボレーが上手い。今日は苦戦するかも」「もしかして2週目の錦織は見れないかも?」と負けを意識したコメントも出ていたが、一方で「1セット取られたからってそんなに崩れる感じじゃない。気にする必要はないよ。彼には強力なリターンがあるし、まだ本調子じゃないんだよ」と、固唾の呑んでゲームを見守っていたようだ。

試合後には「第1セットから冷や冷やしたけど勝ててよかった」「ドディクの前半の崩しは良かったね。圭の真骨頂といえる粘り勝ちだよ」「逆転勝利は気持ちがいい」といった、錦織選手のファンからの書き込みや、タイブレークでの勝負強さに「激しい試合だったな。タイブレークの錦織はまるで王者みたいだったよ」といったコメントもあった。

また、海外メディア向けのインタビューで錦織選手は、「5セットに近いくらいの試合になりかねない内容だった。ここ2試合は非常に上手くいっているので、次の2週間勝ち続けたいと思っている。まるで日本にいるような歓声を送ってくれるファンのサポートも実感し、とても幸せにコートでプレイできた」と語っている。