長崎尚志『闇の伴走者 ―醍醐真司の猟奇事件ファイル―』表紙

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『連続ドラマW 闇の伴走者』が、4月からWOWOWで放送される。

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同作は、浦沢直樹の漫画『MASTERキートン』の原作や『PLUTO』のプロデュースなどで知られる長崎尚志によるミステリー小説『闇の伴走者―醍醐真司の猟奇事件ファイル―』をもとにした作品。漫画界の巨匠・阿島文哉の一周忌に未発表画稿が発見されたことをきっかけに、35年前の連続女性失踪事件と漫画の関係や漫画に秘められた謎を、元刑事と漫画編集者のコンビが追うというあらすじだ。

監督を務めるのは、映画『ソラニン』『僕等がいた』『ホットロード』などを手掛けた三木孝浩。『カウボーイビバップ』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』などの佐藤大とドラマ『マルモのおきて』『残念な夫。』などを手掛けた阿相クミコが脚本を担当するほか、劇中に登場する阿島文哉による漫画を手塚治虫などのパロディー漫画を発表している田中圭一が執筆している。また、漫画『富江』『うずまき』の作者・伊藤潤二も漫画の担当者として名を連ねている。キャストは後日発表される予定だ。

■長崎尚志のコメント
映像化は不可能だと思っていたのですが、本当に出来ちゃうんですね。楽しみです。

■三木孝浩監督のコメント
僕にとって初めてのサスペンス・ミステリーで非常にワクワクしてます。長崎さんの圧倒的な知識と筆力で描かれた漫画業界の光と影。幻の原稿に隠された未解決事件の謎を解くというこの一風変わったミステリーの裏側には、底の見えない深淵なる闇があり、その魅力にすっかり引き込まれてしまいました。本作を監督するにあたり、その闇に臆することなく思いきりダイブして、この作品の核を掴み取りたいと思います。

■佐藤大のコメント
漫画という誰でも知っている題材を中心にしながら誰もみたことのない新しいタイプのミステリー。そんな刺激的な原作の魅力を損なう事なく、連続ドラマにしか出来ない展開とツイストで描きます。普段、知ることの出来ない漫画家と編集者の関係や出版業界のリアルな裏側を知る知的好奇心と共に、謎へ迫っていく凛々しい優希とマニアな醍醐という凸凹コンビの誕生を楽しんでください。

■田中圭一のコメント
本ドラマで「天才マンガ家の遺した謎の原稿」を担当させていただくことになりました。原作を読んでみて、「マンガ界の巨匠たちとライバル関係だったマンガ家、その天才的な筆致は…」という設定に背筋が寒くなりました。そんなの「マンガ界のモノマネ芸人」である私に描けるの?しかし、これに挑まなければマンガ家として「負け」になる、そういう気持ちで執筆することにしました。
80年代に描かれたであろうという設定の原稿なので、あの当時にしか使われていなかった道具を揃えて、80年代風の筆致も完全再現いたしました。今では、この原稿がドラマをいっそう面白く引き立ててくれるのではないかと自信を持っています。