gsacademy_01

写真拡大

クリエイター・デザイナー、デジタルコンテンツの製作などの人材養成をする大学・大学院・スクールを運営するデジタルハリウッドが、次世代エンジニアの養成学校として『G’s ACADEMY TOKYO』を2015年4月に開校。手始めとして文系大学生・起業志望の社会人をターゲットとした週末・夜間講座『Labコース』を開講し、有名IT企業のトップエンジニアがメンターとして個別指導を行い、半年でWebサービス・アプリをローンチを目指すというカリキュラムが用意されています。

gsacademy_02

『G’s ACADEMY TOKYO』は、「セカイを変えるエンジニア【GEEK】(ギーク)を養成する」を教育理念として、「自由な発想(Game)」「ユーザーファーストの視点(Growth Hack)」「基礎から実戦形式までのプログラミング能力(GEEK)」をもったエンジニアを養成。世界と戦える新たなユーザーサービスの誕生を支援するとしています。

開校にあたって、デジタルハリウッドの杉山知之学長は、「95年に設立以来、デジタルハリウッドはCG・Web言語を教えてきましたが、クリエイター養成が中心で必ずしも多くの方が受講できてこなかった。プログラマーの養成が時代の要請でもあり、まだ隙間がたくさんある産業」と述べ、「単純に教えるだけでなく、企業と組んで出口まで含めて応援していく」と話します。
また、児玉浩康・スクール事業部長は、「カリフォルニアでは短期型のプログラミングスクールが沢山できている中、ユーザー企業で働くエンジニアの数はアメリカ230万人に対して日本は25万人と10倍の差がある。ネット上でサービスを作るプログラマーを増やすことが重要」と、実践型のスクールの必要性を強調しました。

gsacademy_03

2015年4月11日より、渋谷ヒカリエのレバレジーズ社内で開講する『Labコース』は、入門・基礎・応用を学ぶ受講期間4ヶ月間の後、2ヶ月間はIT企業で活躍中のエンジニアがメンターとなりコードレビューを個別指導。その後、『Global GEEK』と題した発表会でオーディションを実施し、優秀作の製作者にはサムライインキュベート審査により計480万円の出資を得ることもできるといいます。
メンターには、『twitter』クライアント『モバツイッター』の開発者で、現在はBASE取締役CTOとして活躍中の”えふしん”こと藤川真一氏や、、2年連続でMicrosoft MVP(Bing Maps Development)に選ばれ、多数のプログラミング関連の著書がある山崎大助氏などが決定。
山崎氏は、「これまでの学校が教えるプログラムは断片的で、サービスのイメージを持ちづらかったが、『G’s ACADEMY TOKYO』は実際にものを作りながら展開していく実践的な授業形態になっている。日本から『Facebook』のようなサービスが出るような学校にしたい」と意気込みを語っています。 

『Labコース』の受講料は、入学金5万円・授業料20万円(いずれも税別)。ユニークなのが、授業料の支払いは4ヶ月の受講後にメンタリングに進む人のみから回収するというシステム。「プログラミングをやってみてはわからないところがあるので、授業料がもったいないから受講しないという事態は避けたい。いろいろな人に挑戦して欲しい」(児玉事業部長)といい、将来的には修了して就職した受講生から年収の15%を支払う形式を構想しているとのこと。いずれにしても、初期費用のみでプログラムやサービスの制作を学べるというのは破格といえるのではないでしょうか。

gsacademy_04

日本人エンジニアの養成にとどまらず、各国地域IT企業とパートナー契約で教室運営を委託して世界展開も視野に入れているという新養成機関。アジア・東欧圏の優秀な人材を日本企業との間の橋渡し役となるネットワーク形成を目指すとしており、実現すればインバウンドの役割も果たすことになります。まずは毎年400人の入学を目標にするとのことなので、さらなるカリキュラムの充実を期待したいところ。

なお、開校に先駆けた2015年1月30日には、藤川氏・山崎氏を講師に迎えた記念イベントを開催予定。"ギーク"志望者や起業を目指している人は参加を検討してみてはいかがでしょうか。

G’s ACADEMY TOKYO
http://gsacademy.tokyo