アシストに満足しない武藤「試合で活躍することがすべて」

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 20日のヨルダン戦(2-0)でMF香川真司の追加点をアシストしたFW武藤嘉紀(F東京)が決勝トーナメントでのさらなる活躍を誓った。

 昨年11月の2試合はいずれも先発していたが、今大会は左ウイングの定位置をFW乾貴士に譲り、ここまで3試合連続で途中出場が続いている。ヨルダン戦は後半34分からFW岡崎慎司に代わって出場。不慣れな3トップの中央に入った。

 それでも出場からわずか3分後の後半37分、同じく途中出場のMF清武弘嗣のスルーパスから左サイドのスペースに抜け出し、ゴール前にグラウンダーのクロス。これを香川が右足で捉え、背番号10に待望のアギーレジャパン初ゴールが生まれた。

「サイドが空いていたので、監督から『サイドに流れてボールを受けろ』と言われていた。そのとおりのプレーだった」と振り返る武藤。スーパーサブとしての役割についても「相手が疲れてきたときに動き出しやスピード、運動量で相手を上回れれば」と、頭の中は整理できている。

 昨年9月9日のベネズエラ戦(2-2)でアギーレジャパン第1号ゴールとなる代表初ゴールを決めた武藤だが、その後、得点はない。「試合で活躍することがすべて。そのためにメンタルを整えているし、気持ちが先走っている」。アシストに満足することなく、限られた時間の中で貪欲にゴールを狙っていく。

(取材・文 西山紘平)