アギーレJ初ゴールから気持ちを切り替える香川「続けないと意味ない」

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 すでに気持ちは切り替えている。20日のヨルダン戦(2-0)でアギーレジャパン初ゴールを決めたMF香川真司(ドルトムント)は21日に行われたシドニーでの初練習後、報道陣の取材に応じた。

 代表戦ではブラジルW杯直前に行われた昨年6月6日のザンビア戦以来、9試合ぶりとなるゴールを決め、得点後はチームメイト全員から祝福を受けた香川。「よかったけど、これを続けないと何の意味もない」。一夜明けたこの日はゴールの余韻に浸ることなく、23日の準々決勝・UAE戦に視線を向けた。

 中3日で試合を迎えるUAEに対し、日本は中2日。「体は動けているけど、目に見えない疲れもあると思う」と話す香川はコンディショニングに細心の注意を払っている。「マッサージをしたり、サプリメントを取ったり、睡眠をしっかり取って、ストレスなく過ごすことが一番」。練習後は地元の子供たちに笑顔でファンサービスするなど、気持ちをリフレッシュさせた。

 ドルトムントでプレーするトップ下よりもスタート位置が低くなるインサイドハーフのポジションにも徐々に慣れてきた。ヨルダン戦のゴールについては「振り返る時間もないし、次の試合に切り替えたい」と映像などでも見ていないそうだが、「あのイメージは大事にしたい」と、後方からゴール前に飛び出していく動きには手応えをつかみつつある。

「あそこはチャンスになる。あの飛び出しは、狙って現れたもの。一つの形にしたい」。インサイドハーフとしての得点パターンに光明を見い出した背番号10。「タイミングが合えば、相手もマークに付きづらい。タイミング次第では逆に得点を取りやすいポジションだと思うし、精度とタイミングをもっと合わせていきたい」と意欲的に語っていた。

(取材・文 西山紘平)