3戦連発の本田、香川のアギーレJ初ゴールに「心強い」

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[1.20 アジア杯D組 日本2-0ヨルダン メルボルン]

 だれよりも早くこぼれ球に反応した。前半24分、FW乾貴士のスルーパスに抜け出したFW岡崎慎司が左足でシュートを放つと、GKが弾いたところにFW本田圭佑(ミラン)が詰め、右足で押し込んだ。

「良かったです。いいところにボールがこぼれてきたので」。12日のパレスチナ戦(4-0)、16日のイラク戦(1-0)でも2試合連続のPKで得点していた本田はこれで3試合連続ゴール。代表戦では13年8月14日ウルグアイ戦(2-4)、9月6日グアテマラ戦(3-0)、9月10日ガーナ戦(3-1)以来、自身2度目の3戦連発となった。

 こぼれ球への反応について「あのシーンに関しては、いい感じで反応できたけど、他にも反応しないといけない場面があったし、反応できていればチャンスになっていたと心に残るシーンもある」と振り返り、「自分自身、ビッグチャンスは少なかったし、ビッグチャンスを増やしていけるようにしたい」と満足しなかった。

「一つひとつ、代表でもイタリアでも、ああいうゴールが増えれば、相手にとって怖い選手になる。続けることが自分の課題」。さらなるゴール量産を誓う背番号4は「いくつか(攻撃の)オプションを持つべき」と、チームとしての課題についても触れた。

「自分自身、考えているけど、それはチームで共有しないと、ピッチの上では効果的にならない。でも、今のチームの経験値なら、オプションを持っているのは僕だけじゃないと思う。ちょっと話せば、解決策を見い出すことがアジアならできる気がする」。一発勝負の決勝トーナメントに向けて得点パターンを増やすためにも、限られた時間の中でチームメイトと意思統一していくつもりだ。

 この日はMF香川真司にも待望のアギーレジャパン初ゴールが生まれた。「(香川)真司はゲームメイクするだけでなく、点も取れる選手。ああいうところで決定力を見せてくれるのはチームとして心強い」。本田はそう賛辞を送り、背番号10のゴールを喜んだ。

(取材・文 西山紘平)