あれmicroSDが使えない?いまさら聞けないSDカードの基本「スマホやPCで使えるカードは違います」

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スマホの爆発的な普及で、一気に一般的な記憶メディアになったのが、microSDメモリーカードだ。特にAndroidスマホでは、機種変更や新規購入時にmicroSDカードも同時に購入する人も多い。

ところでmicroSDカードに表示されている、microSD、microSDHC、microSDXCといった表記の意味って、みなさんはご存じだろうか?

■microSDカードとはサイズを意味する
そもそもmicroSDという名前だが、これはカードサイズを示している。

大元は、デジカメのメモリーなどに使われる「SDカード」というメモリーカードがあって、このサイズが基本となっている。

「SDカード」より小さいカードが、「miniSD」カードだ。さらに小さいカードが「microSD」というわけ。

■あれ、じゃ「SDHC」や「SDXC」は何の意味?
対してmicroSDHC、microSDXCというのは、メモリーの種類(仕様)を意味している。
この仕様の違いが、そのまま記録できる容量の違いとなっているのだ。

SDカードは最大2GBまで
SDHCカードは、4GB、8GB、16GB、32GBまで記録できる
SDXCカードは、64GB、128GB、256GBから2TBまで記録できる

つまりmicroSDHCというのは「microSD」サイズのカードで「SDHC規格ですよ」という意味なのだ。同様にmicroSDXCは「microSD」サイズのカードで「SDXC規格ですよ」という意味になる。

そしてSDHCなら最大32GBまで、SDXCであれば64GB〜2TBまで記録できるというわけだ。

■スマホやメモリーカードリーダーで読めない?
ここで気になるのは、自分のスマホのmicroSDに記録できるデータ量だ。

たとえば、
microSDHC(最大32GB)対応のスマホに、microSDXCの64GBを挿すとどうなるのかということ。

この場合、スマホ側のハードウェアがカードを認識でないので使えない。

スマホの仕様でmicroSDHCまでとあれば、それは32GBまでのmicroSDしか使えないということになる。

実は、これはスマホに限ったことではない。
microSDXCに対応していないメモリーカードリーダーに64GBのmicroSDXCを差してもmicroSDXC未対応のスマホの時と同様に読み込めないのだ。

64GB以上の大容量の「microSD」カードを使いたい人は、まずスマホやPCが対応しているか確認をしよう。

ちなみにSDXC対応の機器の場合は、microSDHCなど古いカードから最新のmicroSDXCカードまで全部が読めるようになっている。必ずPCやスマホ、メモリーカードリーダーなどの仕様書には明記してあるので確認してみるといいだろう。


パッケージに表記されている対応しているSD規格
    


小川夏樹(ITライフハック副編集長)