「下仁田ねぎの大名焼き」

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先日、ファミリーレストラン『ジョナサン』のチラシを見ながら、オマール海老を使用した、おいしそうなパスタやハンバーグに心を奪われていたのだが、さらに、メニューの中で私の心をわしづかみにしたものが。

それは「群馬県産 下仁田ねぎ」をどーんと、まるごと一本使用した数量限定メニュー「下仁田ねぎの大名焼き」! 

なかなか居酒屋でも見かけない、まるごと感がインパクト大。焼き加減もいい感じでおいしそう〜。このメニューがファミレスで食べられるなんて! 「厳正素材 とれたてまるごと旬」と書いてあるけど、まさにその通り。これは気になる、ということで、さっそくこのメニューについてジョナサンに問い合わせてみることに。

まず、このメニューを企画した経緯を教えていただいた。
「もともと新鮮野菜などにこだわっていたジョナサンですが、お客様にこのこだわりを味わっていただき、ファンになっていただこうと、珍しい野菜・身近な野菜の旬な時期に産地を指定して期間限定で販売していくことに取り組み始めました。ファミリーレストランでは安定供給の観点からも、複数産地から供給してもらうのが基本ですが、今回は産地・品種などを限定して、旬の時期の短期間だけ販売しております」

この旬野菜のメニューが始まったのは2014年1月だそう。ということは、販売からちょうど1年。これまでのラインナップを聞いてみると、「北海道産 雪下キャベツ」「熊本産 赤なす」「長野産 アスパラガス」「大阪産 水なす」「北海道産 ピュアホワイト(とうもろこし)」「北海道産 ブロッコリー」「秋田県産 白神あわび茸」ときて、今回の「群馬県産 下仁田ねぎ」とのこと。基本的に焼いたり、茹でたりとシンプルな調理法が多く、素材の味を楽しめそうなメニューばかり。

「おいしいもの、珍しいものと、身近な野菜でも旬の時期に食べると“こんなにおいしい!”と感じるものを厳選しています。今後も年間の計画にもとづき、産地・問屋さんと折衝中です」という、こだわりが感じられるラインナップ。

「下仁田ねぎの大名焼き」は399円(税抜)、同じく下仁田ねぎを使用した別メニュー「下仁田ねぎの味噌グラタン」は349円(税抜)とリーズナブルなところもうれしい。「旬の素材を手頃な価格で食べられる」と、お客さんにも好評だそう。

ちなみに、下仁田ねぎの次のメニューとしては、2月5日から、昨年も好評だったという「北海道産 雪下キャベツ」を販売予定だとか。キャベツ好きとしては個人的にこちらも楽しみ。というか、その前に「下仁田ねぎの大名焼き」を早く食べに行かなくては。ぜひ、お酒と一緒に楽しみたい!
(田辺 香)