12日のアジアカップ1次リーグ日本−パレスチナ戦後に取材ゾーンでレフェリー批判を行った日本代表FW本田圭佑がアジアサッカー連盟(AFC)から5000米ドルの罰金処分を受けた。中国のネット上では「AFCはお金がないのか」といった声が出ている。(イメージ写真提供:123RF)

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 12日のアジアカップ1次リーグ日本-パレスチナ戦後に取材ゾーンでレフェリー批判を行った日本代表FW本田圭佑がアジアサッカー連盟(AFC)から5000米ドル(約59万円)の罰金処分を受けた。中国のネット上では「AFCはお金がないのか」といった声が出ている。

 中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のアジア杯オフィシャルアカウントは19日、パレスチナ戦後に「まるでバスケットボールの試合のようなジャッジ」とレフェリーを批判する発言をしたことで、AFCが5000ドルの罰金を科したと伝えた。

 この情報に対して、中国のネットユーザーからは「口は災いの元」、「処分が軽いのでは」といったコメントが寄せられた。一方で、「言論の不自由だ」、「試合後の、しかも侮辱的な発言ではないのにこのペナルティは重い」など、本田を擁護する発言も見られた。さらに「ツッコミ」はAFCに対しても向けられ「AFCはお金が足りないのか」、「AFCの職員は大陸人だろう」とするユーザーもいた。

 AFCは19日、本田に対する罰金のほかに、中国人サポーターが試合会場に侵入したことで中国サッカー協会に3000ドル、初戦のウズベキスタン戦、2戦目のサウジアラビア戦でそれぞれイエローカードをもらい、3戦目の北朝鮮戦への出場停止処分を受けた中国代表の任航が2000ドルの罰金を科したこと発表した。そんなこともあり、中国のネットユーザーはなおのこと「AFCはお金に困っているようだ」と感じたようだ。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)