アジアカップで1次リーグ突破を決めている中国の準々決勝の対戦相手が、オーストラリアに決まった。一部有識者が優勝候補に挙げるオーストラリア戦は厳しいものになることが予想されるが、中国メディア関係者はやはりこの試合を勝ち抜いて日本と試合をしたいという意識が強いようだ。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 アジアカップで1次リーグB組で突破を決めている中国の準々決勝の対戦相手が、オーストラリアに決まった。一部有識者が優勝候補に挙げるオーストラリア戦は厳しいものになることが予想されるが、中国メディア関係者はやはりこの試合を勝ち抜いて日本と試合をしたいという意識が強いようだ。

 中国中央テレビ(CCTV)のサッカー番組「足球之夜」の記者は18日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で、オーストラリアメディアが中国代表の研究を開始したと伝えるとともに、日本代表の練習を取材しに行ったさいのエピソードを紹介した。それは、日本代表の広報担当者から冗談で「日本の練習は中国メディアには解放できません」と言われた、ということだ。

 この出来事に対して記者は「われわれを重要視するようになった。試合に勝つというのは実にいいことだ」と感想を述べた。

 記者のツイートに対して、中国ネットユーザーからは「完全に同意する。相手のリスペクトを得るには、まず自らがその価値を持たなければならない」、「はは、よく言った」、「勝ってこそ得られる相手からのリスペクト」と賛同意見が複数寄せられた。

 もちろん、「相手はユーモアを見せたに過ぎない」、「中国メディアも中国サポーターも単純」といった冷静なコメントを残すユーザーもいた。ただ、このツイートに対する反応に限らず、今大会の中国ネットユーザーからは、とても生き生きとした印象を受ける。「白星は最良の薬」という言葉があるが、中国代表選手のみならず、中国サポーターにとっても当てはまる。彼らがこれまでいかに勝利に飢えていたか、というのが分かる。

 決勝トーナメントでどんな戦いぶりを見せるかは、はっきり言って未知数だ。「オーストラリア戦では負けてもどうと言うことはない。ただ、負けたとしても、カンガルー(オーストラリアのこと)の毛を“すべてむしる”くらいの善戦をすることが大事だ」というユーザーがいた。選手たちがこのように勝利へのプレッシャーから解放されてのびのびと試合に臨むことができるならば、中国の快進撃はさらに続くかもしれない。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)