マリア・シャラポワは2回戦進出を決めた

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◇2日◇東レ・パンパシフィックオープン◇2日目◇東京体育館

東京体育館には、平日の午前だというのに多くの人が集まっている。第1試合が終わり、第2試合も終盤に近づくとその数はさらに増え、すでに席についている観客もなにやら落ち着きがない。第2試合が終わった。いよいよ彼女が入ってくる。

 東レ・パンパシフィックオープン2日目、東京体育館にはマリア・シャラポワが登場。場内にはフラッシュの使用について制限するアナウンスが流れるが、あまり効果はない。シャラポワが試合前のアップを始めるが、しきりに顔の辺りを気にしている。練習中もミスショットが多く、試合に向けて一抹の不安を抱かせる。

 立ち上がりの第1ゲーム、シャラポワのサービスで始まるがいきなりブレークされる。対戦相手のマリア・ベント・カブチ(ベネズエラ)は、シャラポワの強烈なストロークをよく拾い、コート深くに打ち返してくる。序盤はほぼ互角の打ち合い。第6ゲームにシャラポワがブレークバックし、3−3のタイに戻した。その後も一進一退の攻防が続く。世界ランキング50位のカブチだが、軽いフットワークと強い手首でシャラポワと互角以上の打ち合いを見せる。第1セットはそのままタイブレークに突入するが、シャラポワが辛うじて競り勝ちこのセットをものにした。

 第2セットに入ると、徐々にシャラポワのペースが上がってくる。ストロークのミスが減り、コードボールが相手コートに落ちる運もあった。中盤からは積極的なネットプレーも見せ、カブチにプレッシャーをかける。終わってみれば結果は6−0。2人にそれ程の力の差は感じられなかったが、むしろ小さなポイントでの集中力、勝利への意欲にシャラポワの強さが感じられた試合だった。

○マリア・シャラポワ x マリア・ベント・カブチ 7-6,6-0