コンセントからプラグを抜いた方が省エネになると言われているが……

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日々の暮らしの中で、省エネを心がけている人もいると思うが、はたしてその方法は正しいだろうか? 今回は家庭でできる省エネについて、○×クイズ形式で紹介しよう。さて、あなたはいくつ分かるかな?

コンセントからプラグを抜いた方が省エネになると言われているが……

コンセントからプラグを抜いた方が省エネになると言われているが……

Q:家庭で1番電気を消費するものは、テレビである

A:×

消費電力の高い家電製品をきちんと理解するのが、省エネ生活を始める第一歩。家庭で1番消費電力量が高いものは、電気冷蔵庫(14.2%)。続いて、照明器具(13.4%)、テレビ(8.9%)、エアコン(7.4%)となっている。買い替え時には、省エネ性能の高い製品を選ぶのも1つの手だ。

Q:冷蔵庫の消費電力は、入っている量に関わらず同じである

A:×

冷蔵庫にものを詰め込んだ場合と半分にした場合を比べると、年間で電気43.84kWhの省エネになり、約960円の節約になる。賞味期限切れの食品を入れたままにしたり、常温で保存できるものを冷蔵庫に入れたりしないようにしよう。缶詰や瓶詰め、調味料などは未開封の場合、冷蔵庫に入れなくても平気なものがほとんど。また、麦茶やカレーなど熱いものをそのまま冷蔵庫に入れると、庫内の温度が上がり、冷やすのに余分なエネルギーが消費される。必ず冷ましてから入れるようにしよう。

Q:朝炊いたご飯、夜食べるまで炊飯器で保温するより、レンジで温め直す方が節約できる

A:○

ごはんを炊飯器で保温する場合は、4時間までが目安。それ以降は、保温するエネルギーよりもレンジで温めなおすエネルギーの方が少なくなる。朝炊いたご飯の残りを夜まで食べない場合は、保温を切るようにしよう。

Q:節約するために、野菜の下ごしらえは電子レンジを使用している

A:○

例えば、ブロッコリーやかぼちゃなど果菜の場合、ガスコンロで水から煮るより、電子レンジを使用した方が年間で約930円の節約になる(野菜100グラムの食材を1リットルの水に入れ沸騰させて煮る場合と、電子レンジで下ごしらえする場合の比較)。煮込み料理の野菜は、電子レンジをうまく活用すると節約になり、煮崩れも少なくなるのでオススメだ。

Q:電気ポットを再沸騰させるのは消費電力が高いので、長時間でも保温状態にしておいた方がいい

A:×

電気ポットを長時間使用しない場合は、プラグを抜いた方が年間で電気107.45kWhの省エネ、約2,360円の節約になる(ポットに満タンの水2.2リットルを入れ沸騰させ、1.2リットルを使用後6時間保温状態にした場合と、プラグを抜いて保温しないで再沸騰させた場合の比較)。保温は低めの温度に設定し、使う際に再沸騰させよう。また、コンセントにプラグを差し込んでいるだけで、電力を消費してしまうので、細目にプラグを抜くようすると◎。

Q:省エネのために、スクリーンセーバーを設定している

A:×

パソコンを一定時間操作しないと、自動的にアニメーションなどが表示される「スクリーンセーバー」。実はこれ、ディスプレイを保護するためのもので、消費電力は下がらない。とくに3Dのスクリーンセーバーは、描画処理にCPUパワーを多く使うため、パソコンを操作していないのにかえって消費電力があがるものもある。使わないときは電源を切るか、スリープモードにしておこう。

お財布にも、地球環境にもやさしい省エネ。今のライフスタイルを見直し、省エネ習慣を身につけよう!

(平野友紀子+ノオト)