「男女とも加齢と同時に“瑞々しさ”が失われていきます。肌の水分含有量も低下して皮膚が乾燥しやすい。この時期は特にカサカサ肌になりますよね」
 と語るのは、“性楽擦法”というツボ刺激を交えたセックス術で有名な鍼灸マッサージ師・玄斎氏だ。

 当然ながら、肌の瑞々しさがなくなると男女とも“抱き心地”は良くない。
 「いまやお洒落な中年男性は、肌の手入れにも余念がない。男性用のボディークリームもたくさん発売されていますよね。スベスベの肌で女性を抱きしめてあげないと、モテないんですよ」
 何より肌が艶やかな男性は、見るからに“精力的”だ。そして瑞々しい肌を持つことで、男性としても自信がついて、精力アップにもつながるという。

 そこで今回は、オヤジ族にオススメする「艶々肌」になるツボを伝授してもらった。
 「ポイントは“水”という字が付くツボです。例えば、喉仏から指幅一本分ほど下の部分には、『水突』と呼ばれるツボがあります。ここを中指の腹で軽く揉み解してみましょう」

 強く圧迫する必要はない。軽く指の腹を当てる程度でOKだ。1〜2分も続けていれば、次第に頬がホンワカ紅潮してくるはず。
 「顔の血色もよくなり、健康的に見えるんです。女性とデートする前なんかに刺激しておくといいですね。顔色が悪く見える男性はアッチも弱そうですからね(笑)」

 さらに、体全体の肌ツヤを良くするには、『水泉』と呼ばれるツボがポイントだという。
 「場所は内くるぶしの頂点からアキレス腱に向かって、親指1本分、下です」

 できればお風呂あがりに刺激してもらいたい。それも、オイルなどがあればベストだ。
 「ここを少し強めに圧迫してください。5秒ほどグーっと押してから、ゆっくりと離していくのがコツです」

 ちなみにこのツボは、セックスの愛撫でも役立つという。
 「『水泉』とは読んで字のごとく、泉のように水が湧く場所。これは女性の愛液が溢れだすという意味もあり、中国秘伝の快楽ツボとしても有名なんですよ」
 好きな女性とベッドインした際、「足裏をマッサージしてあげる」と、『水泉』をさりげなく押しておけば、いつも以上にヌレヌレになるかも。

 そして最後が『水道』。
 「ここは、まさに男性機能を瑞々しく若返りさせるツボといって過言ではない。なぜなら陰部神経と直結しているため、撫でる、優しく擦る、押して震わせるといった刺激を与えると、だんだんペニスが熱くなってくるんです」

 場所は、へそから指幅4本下がり、そこから両わきへ指幅3本ずれたところ。
 「ツボ刺激は毎日やる必要はありません。週に1〜2回程度で構いません。入浴中など思い出した時、マッサージ気分で行えばいいんです。もちろん、これからいざセックスという場面でも、少し刺激を入れておくだけで効果はあると思います」

 中高年にとって、筋トレはキツイ。それよりも若返りのツボをマスターして、いつまでも瑞々しいオトコでいようではないか。

玄斎
1947年生まれ。気功師・鍼灸マッサージ師。ツボ刺激による性感開発、EDなどの治療も行う。近著には『東洋医学で目覚めるオーガニックセックス』(宝島社新書)がある。