「闘う知事会長」を退く梶原岐阜県知事(撮影:小木曽浩介)
次期会長は「全体に奉仕する人」に

【ライブドア・ニュース 2日 東京】 ─ 47都道府県の知事でつくる全国知事会の梶原拓会長(岐阜県知事)が知事職の退任に伴い2日、会長を退任した。梶原氏は在任1年5カ月間、都道府県知事どうしの連携を強化。小泉純一郎首相が進める政府主導の三位一体改革に対し、「闘う知事会」を率いて、地方6団体共同で国庫補助負担金の改革案をまとめるなど、地方の主張を貫く姿勢を取ってきた。

 梶原氏は、退任の記者会見で「以前は、国が地方を見下すような場面があった。国と地方が対等に協議する雰囲気ができたことは大きな成果」と在任中の活動を振り返った。また、今後について、「学生たちから、私の名前にちなんで『拓塾』をつくってほしいとの要望もある。日本再生の一環で若い人材を育てたい」と抱負を語った。

 今後焦点になる会長職の後任人事について、梶原氏は「自分の県のみの利害を捨てて、全体のために奉仕する人、市長会や町村会の意見を尊重する人がふさわしい。(地方の立場からの)三位一体改革に汗をかいてきた知事らの意見を大切にしたい」と語った。

 上田清司・埼玉県知事と松沢成文・神奈川県知事は先月24日、石原慎太郎・東京都知事を推薦することで一致、田中康夫・長野県知事も同調している。上田、松沢両知事は今後、他の知事に呼び掛け、2月中旬ごろまでに過半数の知事からの推薦獲得を目指している。【了】

ライブドア・ニュース 常井健一記者