本田、追加点決められず反省見せるも「勝ち点3は評価に値する」

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 日本代表は、16日に行われたアジアカップ・グループリーグ第2節のイラク代表と対戦し1−0で勝利し2連勝となった。同試合から一夜明けて17日も練習を行った。

 練習後、本田はイラク戦を振り返り、「チャンスがあったところを決めきれなかったっていう意味で反省しないといけないかなと思ってます」と、追加点をあげられなかったことを改めて反省していると強調するが、「そういった試合でもね、結局勝ち点3を取れたことは評価に値するんじゃないかなと思います」と、最低限の勝利に関しては納得している様子。

 初戦のパレスチナ戦とイラク戦で2試合連続ゴール中の本田。3試合連続については「あんまり考えてないです」とするも、「昨日に関しても決勝点を挙げれたって喜びはあるんで、ゴールは常に意識してるって言いきってますけど、ここ一番で取れるように精進したいなと思ってます」と、ゴールへの意欲を語った。

 また、イラク戦ではガンバ大阪のMF遠藤保仁が日本代表通算150試合出場を達成。本田は改めて「ホントに素晴らしいの一言ですよね」とコメントし、「どれだけ頑張ってもこれから抜かれることがなかなかないんじゃないかなと、そう思わされる大記録だと思います」と偉業を称賛している。

 日本代表は2連勝しグループD首位につけるも、20日に行われるグループリーグ最終節のヨルダン戦で負ければ敗退の可能性もある。本田は「そういう危機感も常々あります」と明かし、「パレスチナが大差で負けることが考えられるんで、イラク戦同様、しっかり集中して、試合に立ち上がりから入っていきたいと思います」と、次戦に向けて意気込みを語った。