「進撃の巨人・ザ・リアル」に登場する、リヴァイのクロノイド。もはやホンモノ。© 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会 画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

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1月23日(金)より期間限定で開催される、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの新イベント『ユニバーサル・クールジャパン』。

【画像】アニメの「リヴァイ」と実写版「シキシマ」

「エヴァンゲリオン」、「進撃の巨人」、「バイオハザード」、「モンスタハンター」という4大ブランドが一同に会するということだけでも驚きだが、これらが圧倒的なスケールの世界初の“アトラクション”としてお目見えするという。

なかでも注目したいのが、ユニバーサル・スタジオの技術を駆使して生み出し、今回初お披露目となるという「クロノイド」。

フィギュアを超え、人間そのものかのように見える「クロノイド」とは 「クローン」と「アンドロイド」の造語。ユニバーサル・スタジオの“人類再生技術”によって生み出した人型の総称だという。

「アニメに忠実であればあるほど、非人間的になるというジレンマが発生するのです。 そのため、今回のキャラクター達のクロノイド化は、肌や瞳など部分部分の再生技術そのものも高度ですが、むしろそれ以上に、2次元をリアルな3次元に再現するにあたっての変換技術が、なによりも高度であると考えています。」(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン アート・ディレクター 佐々木由希子さん)

イベントに登場するクロノイドは、「進撃の巨人・ザ・リアル」アトラクションの、リヴァイ、ミカサ、アルミン3体。

キャラクターごとの体型や髪質はもちろん、細かな部分では瞳の虹彩や眼球の毛細血管、眼球と目頭の隙間に微妙に浮いた涙、微細な皮膚の毛穴や血管、更には体毛に至るまで「人間そのもの」に表現したという。

リヴァイと言えば、この夏公開される実写版映画「進撃の巨人」には登場せず、変わりに登場する人類“最強”の男「シキシマ」というキャラクターを長谷川博己が演じることが話題となった。

その理由として、一部では漫画で描かれているリヴァイの身長、体重設定などのイメージに合った役者がいなかったからではないか、とも囁かれている。

ファンの期待が高いだけに、リアルに描くのが難しいリヴァイ。その姿がどのように“変換”されているのか、ぜひ間近で見たいものだ。

今回行われる『ユニバー サル・クールジャパン』イベント「進撃の巨人・ザ・リアル」は、ゲストが調査兵団の一員として女型の巨人捕獲作戦に参加するという、ウォークスルー・アトラクション。

等身大巨人も登場する“絶望”と“恐怖”の世界をリアルに体感しながら、ゲストは任務遂行のために巨人達と戦わなければならない。

また、アトラクションだけでなく、フードやグッズも用意され、物語の世界観を心行くまで味わえるようになっているそう。

既に、上野の森美術館で11月から開催されている「進撃の巨人展」では「超大型巨人」が登場し「360°体感シアター」もあるだけに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンがどこまでできるのか、期待したい。