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欧州宇宙機関(ESA)は1月16日(現地時間)、2003年に火星の地表に向けて投下されて以来、行方が分かっていなかった火星ランダー「ビーグル2号」が発見されたと発表した。

「ビーグル2号」は火星で生命の痕跡を探すことを目的に、2003年6月に打ち上げられたESAの探査機。同年12月19日に火星に向けて母船から切り離され、12月25日に着陸する計画だったが、分離されて以降通信が途絶えていた。

今回、周回軌道上から火星を調査していたアメリカ航空宇宙局(NASA)の探査機「Mars Reconnaissance Orbiter」が撮影した高解像度画像でその姿が確認された。画像から、着陸後に開くはずだったソーラーパネルが完全に開かなかったため、通信が不可能となっていたと推測されている。

当時プロジェクトマネージャーだったRudolf Schmidt氏は「『ビーグル2号』のことはずっと心配していた。火星の地表に無事到着していたことが分かって嬉しい」とコメントしている。