ゲーム実況集団・M.S.S Project/@ニコニコ町会議 in 愛知県 名古屋市 栄「久屋大通秋まつり」

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みなさん、はじめまして。ユーザー記者の「jetだよ」と申します。2010年にニコニコ動画と出会い、今ではニコニコ生放送を中心に生配信を行う、いわゆる生主として、かれこれ4年ほど活動しています。

そんな私ですが、この度、niconicoさんが募集していた「闘会議2015 公式ユーザー記者」に応募するため、同じく生放送をしている、巻き込まれ体質のあおいたん、女性生主のナンバーワンを決めるイベント「ニコナマケットgirls3」でCOSMODE賞を受賞した(里*・ω・*春)、天狗の面をつけて活動する(〇д〇透)に声をかけ、JASTというユニットを結成!

見事、1月31日(土)・2月1日(日)に幕張メッセで開催されるゲーム実況とゲーム大会の祭典「闘会議2015」の公式ユーザー記者に選ばれました!

ユーザー記者とは、話題の出来事や事件をniconicoユーザー自らが取材し、それを動画や生放送、ニュース記事として発信する、niconico内で生まれたタグがはじまりです。

そこで今回は、公式ユーザー記者らしく、きたる「闘会議2015」の主役となる、niconicoから広がった「ゲーム実況」という文化の歴史について、実際の実況動画などを交えながら紹介。はじめての方におすすめのゲーム実況動画や実況主さんのインタビューを通して、その魅力に迫ります。

一体何がおもしろくてここまで大きく広がったのか。ゲーム実況が持つ魅力を、少しでもみなさんにお伝えできれば幸いです。

家で遊んでいた人たちが表へ出てくる


ゲーム実況とは、文字通りゲームを実況することなんですが、元々は声のないゲームのプレイ映像をPeerCastというソフトで配信していたのがはじまりだと言われています。

でも、そのうちプレイヤーはしゃべりながらゲームをプレイするようになり、プレイヤーの声の入った動画がニコニコ動画内に登場。視聴者からは、そういった動画に対して「ゲーム実況」というタグが付けられるようになります。

特に活発になってきたのは2008年から2010年頃。このあたりから、ニコニコ動画では年々ゲーム実況動画が増加し、最終兵器俺達さんやM.S.S Projectさんなど、いまや有名なゲーム実況主さんたちが知名度を上げていきました。

時には自分の素顔をさらけ出したりとスタイルは様々ですが、これまで家で遊んでいた人たちが、ゲーム実況という形で表に出てくるようになります。

【ニコニコ動画】【マリオ64実況】 奴が来る 伍【幕末志士】

ローションになまり実況、バラエティに富んだスタイルへ


ゲーム実況には、ゲーム攻略の解説をしたり、ゲームとは関係のない雑談をしたり、チームを組んで複数人でプレイしたり、独自の縛りルール(回復アイテムを使用できない等)を設けてプレイしたりと、そのスタイルは様々。

それだけでなく、ローションを塗った上で「ダンスダンスレボリューション」をやったり、どこかをしながら実況したり、縄に縛られながらプレイしたり、ほかにも誰かの声真似や地方のなまり、音声読み上げソフトや外国人がカタコトの日本語で実況したりと、ただしゃべる実況から、バラエティに富んだスタイルが生まれていきます。

ゲーム実況主といえば、どこかプレイの実力に注目されがちですが、実況スタイルや実況主の個性が大きな楽しみ方の1つになっているといっても過言ではありません。

時には、もはやゲーム自体のおもしろさとは全く関係なく、むしろ人気のないゲームでも実況主がおもしろく放送することで、「ゲーム実況」というコンテンツとして成立する状況にまできています。

こうして、「おもしろい」「プレイがうまい」「セクシーな声」「いい人そう」「イケメン」などの様々な理由から、いつしかタレントさんやアイドルのような人気を博す実況主も次々と現れてきました。

特にさっき名前をあげた最終兵器俺達さんは3億2000万以上、M.S.S Projectさんは2億4千万以上と、これまで投稿してきた動画の再生回数が桁外れで高く、いかに人気なのかがうかがえます。(最終兵器俺達さんは総再生回数ナンバーワンです。 ※ニコニコ大百科参照)

動画と生放送でも一番人気のコンテンツへ成長


RE_放送中の番組--ニコニコ生放送-(1)



ゲーム実況は、主にニコニコ動画で人気でしたが、2011年にはユーザーによるニコニコ生放送(ユーザー生放送)において、ゲームカテゴリの番組数が一般カテゴリを超える程になりました。

ゲームカテゴリは、ニコニコ動画においても最も投稿数の多いカテゴリでもあり、実況動画のニコニコ動画への投稿数は160万件以上(実況プレイ動画タグの検索数)、全体の10%以上を占めています。ゲーム実況は、ニコニコ動画とニコニコ生放送の両方で大人気のコンテンツへと成長。「ボーカロイド」や「踊ってみた」のような1つの文化として親しまれます。

特にニコニコ生放送では、実況主と視聴者がリアルタイムでコミュニケーションを取れるため、実況主と一緒にゲームをプレイしている気持ちになれます。

難易度の高いステージを一緒に悩んだり、時にはアンケート機能を使って視聴者にゲーム内の選択を委ねたりと、友だちと一緒に遊んでいるような懐かしい感覚に浸れるのが人気の理由かもしれません。

また、徐々に公式生放送でもゲーム実況主を起用するケースが増え、ゲーム実況という言葉がさらに多くの人へと広がります。「ゲームをするだけなら自分にもできる」(実は意外と難しいけど…)と考える人が増え、ゲーム実況主自体の数も増えていきました。

ネットの世界からリアルなステージへ


ニコニコ町会議 in 愛知県 名古屋市 栄でのゲーム実況ブースの様子

ニコニコ町会議 in 愛知県 名古屋市 栄でのゲーム実況ブースの様子



そして昨年2014年からは、ゲームメーカーが新作ゲームのPRとしてゲーム実況主を公式イベントへ呼んだりと、公式でゲーム実況主を認める動きが顕著になります。ニコニコ動画やニコニコ生放送で活動していた実況主たちが、今度はリアルな場へとステージを移しつつあるのです。

また、PlayStation®4にニコニコ生放送へのゲーム配信機能が搭載されたり、任天堂の一部タイトルによるゲーム実況動画が奨励金対象になったりと、これまでメーカー側の黙認という、なかばグレーゾーンで成立していたゲーム実況を安心して行える環境が整ってきました。

このゲーム楽しいよね!」という感情を、自分だけでなく投稿者や視聴者と共有できるゲーム実況の魅力が、ついにニコニコを飛び出して、ゲームメーカーにも届いたのです。

また実況動画を見て、実際に「自分もこのゲームやってみたい!」と、そのタイトルを購入する人も少なからずいるため、ゲームメーカーもこの文化を無視できなくなってきたのも要因だと思います。

とは言っても、まだまだゲーム実況を見たことないという人もいるかと思うので、ここで私がオススメするゲーム実況動画を紹介していきます!

jetだよが選ぶ、おすすめゲーム実況動画BEST4!



【ニコニコ動画】【実況】 足でマリオワールドをプレイしてみた part1【DDRコントローラー】

DDRコントローラーとは、足で操作するマット型のコントローラーです。ゲーム実況には色んなスタイルがあるとお伝えしましたが、実況主のP-Pさんによる足でプレイする実況動画は、その中でも異色で、1度見たら忘れられないインパクトがあります!

【ニコニコ動画】【実況】75歳の祖母に、マリオワールドをやってもらった【ステージ1】

なんと当時75歳のおばあちゃんと投稿者のひぽーさんとその兄さんの3人で実況という、ゲーム実況史上の中でもかなり異色すぎる動画! 嫌な予感ばかりしますが、3人のやりとりはほんわかしますよ〜。

【ニコニコ動画】パラレルワールドへの挑戦 part.1【実況】

こちらは、難易度が高すぎると有名な自作ゲーム「I wanna」シリーズのゲーム実況に、軽快な関西弁で挑戦!

そのあまりの難しさに、実況主のわいわい(YY)さんが神経をすり減らしながらも、全26本の実況動画でついにクリアを迎えた時の達成感は感動ものです!!

【ニコニコ動画】【Minecraft】ありきたりな工業と魔術S2 Part01【ゆっくり実況】

Minecraftという世界中で大人気のものづくりゲームをテンポよくプレイしている、実況主のじゃりみちさんの動画。じゃりみちさんは、はじめてそのゲームを見る人でも、わかりやすいようにゲームを解説してくれるのが特徴的で、どの動画もゲームを知らなくても楽しめるものばかりです!

じゃりみちさんはMinecraftを中心にいろんなPCゲームをプレイしていて、投稿するほとんどの動画が上位にランクインする程の人気実況者! 実は私も大ファンです!!

人気実況主・じゃりみちさんにゲーム実況の魅力を聞いてみた!


ここでいきなりですが、このじゃりみちさんに突撃ミニインタビュー! ゲーム実況についてお話をうかがってきました。

──なぜゲーム実況をはじめたのでしょうか?

じゃりみち 単純にほかの実況動画を見ていて「おもしろいなぁ」と思ったからです。最初は僕も視聴者でした。それでだんだんと実況動画を見ているうちに「自分でもこういう動画をつくりたい」と考えるようになったのがきっかけですね。

──注目しているオススメゲームはありますか?

じゃりみち 私はPCゲームを専門にプレイしていることもありまして、今個人的にアツいと思っているのが「SPACE ENGINEERS」というゲームです。これは、宇宙版Minecraftと呼ばれていて、とても面白いですね。Minecraftみたいに惑星から資源を採掘して、それを精錬して金属に加工して自分の宇宙船を組み立てるゲームです。

──では最後に、今後ゲーム実況をやろうと思ってる方に向けて、何か一言あればお願い致します!

じゃりみち 「まず、つくってみよう!」この一言に尽きます。ゲーム実況をしたい。ゲーム投稿者になりたい。という人を多く見るんですよ。

そういう人たちに、構えるんじゃなく「とりあえずつくってみようよ!」ということを伝えたいです。今はガイドラインさえ守れば、実況を許可しているゲームもたくさんありますからね。

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みなさん、いかがでしたでしょうか。ここまで、ゲーム実況のざっくりとした道のりや、おすすめのゲーム実況動画を紹介してきました。これまで色んな障害があり、あまり胸を張れなかったゲーム実況が、ようやくゲームメーカーの理解を得られるようにまで成長してきました。

1月31日(土)・2月1日(日)には、このゲーム実況の魅力をリアルな場で再現した祭典「闘会議2015」が幕張メッセで開催されます。

闘会議には、任天堂が特別協賛として参加。ほかにも、ガンホー・オンライン・エンターテイメントやスクウェア・エニックス、セガ、ソニー・コンピュータエンタテインメント、バンダイナムコゲームス、など、そうそうたる大手ゲームメーカーが協賛として参加しています。

さらに総勢100名以上のゲーム実況主たちが出演し、それぞれのメーカーのブースでゲームを実況するという、実況主を主体とした、いまだかつてないリアルイベントとして注目を集めています。

ニコニコで最も有名だと言われている実況集団であるM.S.S Projectや、様々な方面で活躍するAppBank社長のマックスむらいさん、YouTuberで人気のHIKAKINさんなど、有名な方々も続々と登場します。

もしゲーム実況に興味を持ったなら、当日会場にお越しいただくのが一番ですが、私たちも「闘会議」で起こったことを、現場から記者として動画などでみなさんにお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!