安物のカメラと凡庸なセンサーが、スマートホームの未来をつくる

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世界最大の家電見本市で目立っていたのは、やはり「ウェアラブル」と「IoT」だった。とくにIoT分野において注目すべきは、カメラとコンピューターヴィジョンの組み合わせが示す、これからのスマートホーム業界の可能性だ。

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CES 2015 で注目を集めたのは、予想に違わず、「ウェアラブル」と「モノのインターネット(IoT)」だった。

ウェアラブル分野では、最新鋭センサーを活用したものが多く見られた。これらハイテク機器は、歩数を計るだけではない。あなたの皮膚や筋肉、脳、血液のさらにその奥を覗き込もうとしているのだ。

一方、モノのインターネット分野では、このようなセンサーの爆発的な活用は見られなかった。実際のところ、発表された”スマートホーム”商品のうち魅力的に映る商品であっても、「センサー」として搭載されているのは、せいぜいカメラくらいだった。

それが悪いと言っているのではない。地味なカメラでも、ますます洗練性を増すコンピューターヴィジョンと組み合わされれば、何かしら面白いことが起こりえるのだ。スマートホームにとって、真の頭脳になる可能性だってある。

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1/11Sony 4K Action Cam
小さなPOVカメラ(主観カメラ)を愛するのは、サーファーや命知らずたちだけではない。ドローンパイロットも、同じくPOVカメラを愛している。軽量で防水性を備え、丈夫なうえに、最新のものだと4K映像も撮影できる。ソニーの新しい「4K Action Cam」は、ドローン撮影のために、さらに進化している。「Drone shake」、つまりドローンのブレを軽減するためのスタビライザーを備えているのだ。500ドル。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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2/11Mercedes-Benz F 015
ドイツの自動車メーカーは、自律走行車のラジカルなコンセプトでCESを盛り上げた。見た目はスペースエイジの「石鹸」のようだが、インテリアは興味をそそるもので、フロントシートが180度回転し、車内をラウンジスペースに変える。クルマを運転すること、そしてクルマに乗ることに対する、大胆な発想の転換がある。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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3/11Bang & Olufsen BeoSound Moment
「Moment」は、手持ちの音源やストリーミングサーヴィスの音楽とスピーカーとをつなぐシステムだ。とくに気に入ったポイントは、タッチスクリーン式ディスプレイ背面がオーク材のパネルになっているところだ。いわゆるスマートデヴァイスとは違った音楽の聴き方を楽しめるのが、新鮮だ。PHOTO BY ALEX WASBURN/WIRED

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4/11Bionic Bird
CES でわたしたちが見たドローンのなかで、一番のお気に入りが、これだ。Tim Bird(カラフルなプラスチックの鳥のおもちゃ)をつくったその人の孫にあたるつくり手によるもので、Bluetooth によるスマートフォンでの遠隔操作が可能だ。充電には、白い卵型の充電器が用意されている。多くのテッキーなおもちゃと違い、「Bionic Bird」はアウトドアで遊べる。139ドル。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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5/11Samsung Flex Duo Dual Door Oven
一度にローストダックと梨のタルトをつくるのは難しい。どちらかを先に調理しておくか、お隣にオーヴンを借りでもしなければ。いや、最適な方法がもうひとつ。サムスンの最新オーヴン「Flex Duo」を使えばいいのだ。2つの調理をそれぞれ違う温度で、同時に調理できるもので、一方のドアを開けてももう一方の温度を下げることがない。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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6/11LG 77-inch 4K Flexible OLED
LGの巨大なテレビは、いま買うにはあまりに高価すぎる──20,000ドルを超える価格だ。しかし、そのコンセプトはテレビの未来をはっきりと示してくれるものだ。まず、OLEDだということ。それから4K。最後に、ボタンひとつで画面をカーヴさせることができるのだ。PHOTO BY ALEX WASBURN/WIRED

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7/11Netatmo
数多く並んだホームセキュリティ機器のなかでも、Netatmo社のカメラはもっともイノヴェイティヴで、スタイルもよかった。顔認証機能が備わっているので、家族の外出や帰宅にあわせてスマートフォンに通知をしてくれる。高画質のライヴストリーミングもできるし、SDカードへの保存も可能。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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8/11Acer Chromebook 15
Chromebook は、アーリーアダプターたちに大当たりした。「Chromebook 15」は、15.6インチのHDディスプレイとインテルの第5世代 Core プロセッサー「Broadwell」を備えた、ビジネス/エンターテインメントのどちらにも適したモデルだ。現時点で Chromebook の最上位機種といえるもので、価格は250ドルから。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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9/11Parrot RNB 6
Parrot の自動車用”インフォテインメント”ユニット。ナヴィゲーションや音声操作などに加え、クルマにつけたカメラからの映像を映し出すことができる。白眉なのは、Android/iOSの双方に対応していることだ。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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10/11Withings Activité Pop
多くのウェアラブルデヴァイスはテッキー過ぎて、かわいくない。それに比べて、Withings の「Activité Pop」はどうだ。このアクティヴィティトラッカーは、見た目もフィット感も、質も機能も優れている。本体のカラーヴァリエーションは黒、茶、ティールグリーンが揃い、バンドは無数の選択肢がある。そして価格も150ドルと破格、なのだ。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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11/11Naim Audio Mu-so
「Mu-so」は、これまで試聴したなかで最高のワイヤレススピーカーのひとつだ。6つのスピーカーと450Wのアンプを備えており、あらゆるデヴァイスと接続できる。何より、このツマミがすばらしい。たまらない触り心地なのだ。飽和状態のコンシューマーオーディオ市場で、なんとも素晴らしいワイヤレススピーカーを見た思いがする。1,354ドル。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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Sony 4K Action Cam
小さなPOVカメラ(主観カメラ)を愛するのは、サーファーや命知らずたちだけではない。ドローンパイロットも、同じくPOVカメラを愛している。軽量で防水性を備え、丈夫なうえに、最新のものだと4K映像も撮影できる。ソニーの新しい「4K Action Cam」は、ドローン撮影のために、さらに進化している。「Drone shake」、つまりドローンのブレを軽減するためのスタビライザーを備えているのだ。500ドル。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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Mercedes-Benz F 015
ドイツの自動車メーカーは、自律走行車のラジカルなコンセプトでCESを盛り上げた。見た目はスペースエイジの「石鹸」のようだが、インテリアは興味をそそるもので、フロントシートが180度回転し、車内をラウンジスペースに変える。クルマを運転すること、そしてクルマに乗ることに対する、大胆な発想の転換がある。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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Bang & Olufsen BeoSound Moment
「Moment」は、手持ちの音源やストリーミングサーヴィスの音楽とスピーカーとをつなぐシステムだ。とくに気に入ったポイントは、タッチスクリーン式ディスプレイ背面がオーク材のパネルになっているところだ。いわゆるスマートデヴァイスとは違った音楽の聴き方を楽しめるのが、新鮮だ。PHOTO BY ALEX WASBURN/WIRED

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Bionic Bird
CES でわたしたちが見たドローンのなかで、一番のお気に入りが、これだ。Tim Bird(カラフルなプラスチックの鳥のおもちゃ)をつくったその人の孫にあたるつくり手によるもので、Bluetooth によるスマートフォンでの遠隔操作が可能だ。充電には、白い卵型の充電器が用意されている。多くのテッキーなおもちゃと違い、「Bionic Bird」はアウトドアで遊べる。139ドル。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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Samsung Flex Duo Dual Door Oven
一度にローストダックと梨のタルトをつくるのは難しい。どちらかを先に調理しておくか、お隣にオーヴンを借りでもしなければ。いや、最適な方法がもうひとつ。サムスンの最新オーヴン「Flex Duo」を使えばいいのだ。2つの調理をそれぞれ違う温度で、同時に調理できるもので、一方のドアを開けてももう一方の温度を下げることがない。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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LG 77-inch 4K Flexible OLED
LGの巨大なテレビは、いま買うにはあまりに高価すぎる──20,000ドルを超える価格だ。しかし、そのコンセプトはテレビの未来をはっきりと示してくれるものだ。まず、OLEDだということ。それから4K。最後に、ボタンひとつで画面をカーヴさせることができるのだ。PHOTO BY ALEX WASBURN/WIRED

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Netatmo
数多く並んだホームセキュリティ機器のなかでも、Netatmo社のカメラはもっともイノヴェイティヴで、スタイルもよかった。顔認証機能が備わっているので、家族の外出や帰宅にあわせてスマートフォンに通知をしてくれる。高画質のライヴストリーミングもできるし、SDカードへの保存も可能。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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Acer Chromebook 15
Chromebook は、アーリーアダプターたちに大当たりした。「Chromebook 15」は、15.6インチのHDディスプレイとインテルの第5世代 Core プロセッサー「Broadwell」を備えた、ビジネス/エンターテインメントのどちらにも適したモデルだ。現時点で Chromebook の最上位機種といえるもので、価格は250ドルから。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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Parrot RNB 6
Parrot の自動車用”インフォテインメント”ユニット。ナヴィゲーションや音声操作などに加え、クルマにつけたカメラからの映像を映し出すことができる。白眉なのは、Android/iOSの双方に対応していることだ。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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Withings Activité Pop
多くのウェアラブルデヴァイスはテッキー過ぎて、かわいくない。それに比べて、Withings の「Activité Pop」はどうだ。このアクティヴィティトラッカーは、見た目もフィット感も、質も機能も優れている。本体のカラーヴァリエーションは黒、茶、ティールグリーンが揃い、バンドは無数の選択肢がある。そして価格も150ドルと破格、なのだ。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

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Naim Audio Mu-so
「Mu-so」は、これまで試聴したなかで最高のワイヤレススピーカーのひとつだ。6つのスピーカーと450Wのアンプを備えており、あらゆるデヴァイスと接続できる。何より、このツマミがすばらしい。たまらない触り心地なのだ。飽和状態のコンシューマーオーディオ市場で、なんとも素晴らしいワイヤレススピーカーを見た思いがする。1,354ドル。PHOTO BY JOSH VALCARCEL/WIRED

テレビや電球、玄関ドアやコーヒーポットなど、家にある物すべてが、スムーズに繋がってモバイル機器と連携している──。わたしたちは、そうしたあいまいなスマートホームの「幻想」を売りつけられている。

しかし、CES 会場のスマートホーム展示フロアを歩いてみると、実際はもっと地味なものだと気づく。そこにあるのは、インターネットに繋がったキー&ロックやサーモスタットが少しばかり、それからスマートフォンで調節できる電球が相当数あって、あとはカメラ──家庭用監視カメラが多数、といった具合だ。

こうしたカメラのほとんどは、創造性に乏しい、Dropcam の亜流のような手合ばかりだが、近々発売予定の「Netatmo Welcome」は、気を吐く存在だといえる。家庭用監視カメラとして、初めてビルトインで顔認識を搭載したカメラのひとつだ。


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CESComputer VisionGadgetSmart HomeWIRED US
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1/10Withings Activite Pop: Withingsのスマートウォッチ「Activite」(450ドル)とフィットネストラッカーが合体して「Activite Pop」として生まれ変わった。色もカラフルなバリエーションを追加。PVD加工の金属性で、文字盤はブラック、ブルー、グレーの3種類。ストラップの色は好みで選ぶことができる。歩数カウント、睡眠記録、振動アラート、そして8カ月の電池寿命と、オリジナルのActivite と同機能を搭載している。

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2/10Rollkers: 電池式の車輪付アウトソールで、普通のクツにスライド式で取りつけることで、歩く速度を毎時7マイル速くしてくれる。既にあるスケート靴とは違って通常の歩く動きに同調して作動し、特別なトレーニングを受けることなく、動く歩道のような感じで歩けるようになる。発売は2015年末の見込みで、価格は未定。

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3/10SleepPhones: ヘッドホンをしながら寝るとき、仰向けであれば問題ないが、横向きに寝たいときにはかなり邪魔だ。スリープフォンはこの問題を一挙に解決してくれる。このモコモコのヘッドバンドの中にはヘッドホンの部品がバラバラになって組み込まれおり、最高の音質とまではいかないが、夜中に音楽を聴いてリラックスするには十分だ。接続ケーブル付(40ドル)とブルートゥース接続のワイヤレス型(100ドル)から選べる。

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4/10Smarter WiFi Kettle: 最近続々とスマートコーヒーポットが発売されている一方で、紅茶ファンは「ケトルのスマート化はどうなっているのか」とやきもきしていることだろう。このティーポットはアプリで操作でき、スマートフォンから温度調節や再沸騰などのオプションを選べる。コーヒー派には、同一のアプリから操作できるSmarter社のコーヒーマシンがおすすめ。

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5/10Brio Smart Power Outlet: Brio は感電を防止し、電気代の節約にもなるというアイテムで、電化製品をコンセントに接続してスイッチを入れたときにだけ電気が流れる仕組みになっている。この安全性を追求したコンセントは50ドルで、Brio の他の節電関連商品と一緒に使える商品は100ドル。

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6/10XYZPrinting Food Printer: チョコレートや砂糖をプリントすることのできる3Dプリンターほど素晴らしいものはないだろう。クッキーだって「プリント」できる。USB接続でデザインを読み込むか、XYZPrintingのカタログからプリントしたいアイテムを5インチのタッチスクリーン画面で選択する。200×150×150mmまでの食べ物をプリントできるが、(クッキーの生地をそのまま食べる人以外は)プリントしたあと、オーヴンで焼く必要がある場合も。

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7/10Connected Cycle Smart Pedals: 自転車に乗る人の最大の関心事のひとつが、自転車の盗難防止策だろう。Connected Cycleの「スマートペダル」は、普通のペダルと交換して取りつけるもので、GPSとセンサーを搭載している。これによって速度や距離、傾斜の計測することができるほか、鍵を掛けたはずの自転車が動き出したときにアラームを鳴らしてくれる。

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8/10Zensorium Being: 歩数や睡眠を記録してくれる機械はたくさんあるが、今春Zensorium から発売される200ドルのスマートウォッチは、歩数や睡眠よりもあいまいなデータ、すなわち感情を記録してくれるという。同社によると、センサーが手首の血流を把握することで、時計を身につけている人が落ち着いた状態にあるか、緊張しているかを計測できるのだという。アプリを使うことで、この感情の記録が睡眠やその他の活動といった要素とどのように組み合わさっていくのかを見ることも可能。

11_ces_010415_aw_0659

9/10Sengled Light Bulbs: スマートフォンで操作できる電球は、CES 2012を思い出させる。SengledのLED研究者たちは、これに新しいアプローチを加えることで、まったく新しい種類の電球を開発した。同社の電球商品ラインナップの一例としては、スピーカーとしても使える電球や、ビデオカメラを内蔵した電球などがある。なかでも一番役立ちそうなのは「Boost」で、50ドルのWi-Fiリピーターを内蔵しており、Wi-Fiの接続範囲を家の隅々まで拡張することができる。光あれ、そしてネット接続あれ!

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10/10MyBrain Technologies Melomind: Bluetooth搭載のヘルメットで、「リラックス度を測る」ことができる──。このパリ直輸入アイテムは、センサーで計測した脳波データを使い、身につける者のリラックス度を測ることができる。専用アプリを使えば、脳波から音楽をつくり出すことも可能。発売は2015年末の見込みで、価格はおよそ280ドル。

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Withings Activite Pop: Withingsのスマートウォッチ「Activite」(450ドル)とフィットネストラッカーが合体して「Activite Pop」として生まれ変わった。色もカラフルなバリエーションを追加。PVD加工の金属性で、文字盤はブラック、ブルー、グレーの3種類。ストラップの色は好みで選ぶことができる。歩数カウント、睡眠記録、振動アラート、そして8カ月の電池寿命と、オリジナルのActivite と同機能を搭載している。

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Rollkers: 電池式の車輪付アウトソールで、普通のクツにスライド式で取りつけることで、歩く速度を毎時7マイル速くしてくれる。既にあるスケート靴とは違って通常の歩く動きに同調して作動し、特別なトレーニングを受けることなく、動く歩道のような感じで歩けるようになる。発売は2015年末の見込みで、価格は未定。

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SleepPhones: ヘッドホンをしながら寝るとき、仰向けであれば問題ないが、横向きに寝たいときにはかなり邪魔だ。スリープフォンはこの問題を一挙に解決してくれる。このモコモコのヘッドバンドの中にはヘッドホンの部品がバラバラになって組み込まれおり、最高の音質とまではいかないが、夜中に音楽を聴いてリラックスするには十分だ。接続ケーブル付(40ドル)とブルートゥース接続のワイヤレス型(100ドル)から選べる。

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Smarter WiFi Kettle: 最近続々とスマートコーヒーポットが発売されている一方で、紅茶ファンは「ケトルのスマート化はどうなっているのか」とやきもきしていることだろう。このティーポットはアプリで操作でき、スマートフォンから温度調節や再沸騰などのオプションを選べる。コーヒー派には、同一のアプリから操作できるSmarter社のコーヒーマシンがおすすめ。

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Brio Smart Power Outlet: Brio は感電を防止し、電気代の節約にもなるというアイテムで、電化製品をコンセントに接続してスイッチを入れたときにだけ電気が流れる仕組みになっている。この安全性を追求したコンセントは50ドルで、Brio の他の節電関連商品と一緒に使える商品は100ドル。

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XYZPrinting Food Printer: チョコレートや砂糖をプリントすることのできる3Dプリンターほど素晴らしいものはないだろう。クッキーだって「プリント」できる。USB接続でデザインを読み込むか、XYZPrintingのカタログからプリントしたいアイテムを5インチのタッチスクリーン画面で選択する。200×150×150mmまでの食べ物をプリントできるが、(クッキーの生地をそのまま食べる人以外は)プリントしたあと、オーヴンで焼く必要がある場合も。

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Connected Cycle Smart Pedals: 自転車に乗る人の最大の関心事のひとつが、自転車の盗難防止策だろう。Connected Cycleの「スマートペダル」は、普通のペダルと交換して取りつけるもので、GPSとセンサーを搭載している。これによって速度や距離、傾斜の計測することができるほか、鍵を掛けたはずの自転車が動き出したときにアラームを鳴らしてくれる。

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Zensorium Being: 歩数や睡眠を記録してくれる機械はたくさんあるが、今春Zensorium から発売される200ドルのスマートウォッチは、歩数や睡眠よりもあいまいなデータ、すなわち感情を記録してくれるという。同社によると、センサーが手首の血流を把握することで、時計を身につけている人が落ち着いた状態にあるか、緊張しているかを計測できるのだという。アプリを使うことで、この感情の記録が睡眠やその他の活動といった要素とどのように組み合わさっていくのかを見ることも可能。

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Sengled Light Bulbs: スマートフォンで操作できる電球は、CES 2012を思い出させる。SengledのLED研究者たちは、これに新しいアプローチを加えることで、まったく新しい種類の電球を開発した。同社の電球商品ラインナップの一例としては、スピーカーとしても使える電球や、ビデオカメラを内蔵した電球などがある。なかでも一番役立ちそうなのは「Boost」で、50ドルのWi-Fiリピーターを内蔵しており、Wi-Fiの接続範囲を家の隅々まで拡張することができる。光あれ、そしてネット接続あれ!

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MyBrain Technologies Melomind: Bluetooth搭載のヘルメットで、「リラックス度を測る」ことができる──。このパリ直輸入アイテムは、センサーで計測した脳波データを使い、身につける者のリラックス度を測ることができる。専用アプリを使えば、脳波から音楽をつくり出すことも可能。発売は2015年末の見込みで、価格はおよそ280ドル。