キングコング西野、ニューヨークで独演会「って、誰が行くねん!?」【インタビューVol.3】
『はねるのトびら』で突き抜けることができなかった。でも、まだ方法はあるはずだ。
(『嫌われ西野、ニューヨークへ行く』/西野亮廣)

 2013年、西野はニューヨークで絵本の原画展を開いた。3日間の来場者数は1700人。日本のマスコミはもちろんのこと、現地の取材も殺到。海外から仕事のオファーも来た。そして今年4月、今度はニューヨークでトークライブ「独演会」を開催する。

◆「進化するキングコング西野」Vol.3 ニューヨーク公演

――ニューヨークで独演会をやろうと思ったきっかけは?

一昨年2月にニューヨークで個展をやったとき、すごい寒いんですよ、2月のニューヨークって。そんな中、向こうの日本人ボランティアの方が、30〜40人いてたんですかね。外で呼び込みをしてくれたんです。僕はギャラリーの中で、来てくれた方とお話ししたり、サインをしたり、ぬくぬくとやっていたんですけど。ボランティアの方々は、入れ替わりで「寒いなぁ!」とか言いながら、呼び込みしてくれて。外にね、20分といられないですから、寒くて。戻って来てバトンタッチして、「次、行ってくる」という感じで。

それをホントに3日間、ずーっとやってくれたんですよね。なんかもう、夜ご飯ご馳走するくらいしかお礼できないと思って。30人くらいでご飯行って、そのときに約束したんです。「また絶対こっち来て、ちゃんとお礼します」と。そのタイミング、どっかでないかなぁ? と思っていたときに、日比谷公会堂の独演会があって、これ使ってニューヨーク行けるなぁ? みたいなことで、またニューヨークに行くことになりました。

――ニューヨークでの独演会は、英語でやるんですか?

日本語でやります。もともとニューヨークの人に見せるというよりは、個展のときのボランティアの方々がメインで、その人たちに向けて、と思っていたので。その人たちの周りの方も来られると思うんですけど、もちろん入場無料にして、みなさんに、ということですね。

会場は、オフブロードウェイにある「PLAYWRIGHTS HORIZONS」という劇場です。キャパは300くらい。ニューヨークの個展でお世話になった女性が、「わたしが全部やるから!」っていろんな劇場に行って、写真を撮って送ってくださったんです。「西野くん、どれがいいの?」と聞かれて、「ここがいいっす」ということで決まりました。その女性、仕事でもなんでもないんですよ。これはちゃんとお礼しないとなぁ、というのがあって。そういう方がいっぱい、いてますので。今度やるのは全部、そのお礼です。

――ニューヨーク公演は、お礼がしたいというモチベーションなんですね。

単純に、ニューヨークで呑みたいというのもありますけどね(笑)。いいカッコしてますけど、単純に呑みたいです。一昨年みんなでオフブロードウェイに行って、ショーを観て、「わぁ! 楽しいなぁ!」って言って、21時くらいから呑み出すっていう。それがすごい楽しかったんですよ。だから、もう一回やりたいなぁ、と。

あと、ニューヨークでライブするって、バカっぽくてええなと思ったんです。お笑いライブって、エンディングで告知をするんですけど。そこで、「今度、独演会をニューヨークでですね……」って、だれが行くねん!?じゃないですか。そういうのやりたいなぁ、と。一週間くらい前になったら、「来週、ニューヨークで……」というのをやろうと思ってます(笑)。

⇒【後編】「鼻につく、って大事なことだと思う」に続く http://joshi-spa.jp/182702

<取材・文/尾崎ムギ子 撮影/安井信介>

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