日本法規情報株式会社は、同社が運営するサイト『法律事務所検索サポート』『弁護士事務所検索サポート』 『法律問題・法律手続き・法律相談サポート』『司法書士事務所検索サポート』『行政書士事務所検索サポート』の運用情報やユーザーへのアンケートを元に、近隣トラブルに関する意識調査を行い、「近隣トラブルの実態」について発表した。

近隣トラブルの実態

調査の結果、「近隣トラブルに遭ったことがある」人は43%を占めた。「近隣トラブルに遭ったことはない」と回答した人が57%、「近隣トラブルに遭ったことがある」と回答した人が43%にのぼり、実に半数近くの人が近隣トラブルを経験しており、やはり近隣トラブルが身近な問題であることが浮き彫りとなった。

近隣トラブルの内容は「騒音、ペット」が半数近くを占める結果に

近隣トラブルの実態

 「近隣トラブルの内容」についてアンケート調査の結果、「騒音」と回答した人が最も多く、31%だった。次いで「ペットの排泄物や鳴き声」と回答した人が15%、「違法駐車」と回答した人が13%、「ゴミの不法投棄」と回答した人が10%、「境界線の問題」と回答した人が9%、「理由が分からないが難癖をつける人がいる」と回答した人が8%、「タバコの煙・ポイ捨て」と回答した人が7%、「車体への傷」と回答した人が7%という結果に。

騒音が原因の近隣トラブルは、近隣トラブルのうち31%を占める

【マンションの下の階の住人とのトラブル事例】
1年前に、新築マンションを購入したが、下の階の住人から「音がうるさい」と天井を棒のようなものでドンドンとつつかれドアに生卵をぶつけられた。騒音の原因は、配管を伝って聞こえてくる他入居者の生活音が原因だということが分かったが、下の階の住人からは謝罪の言葉もない。

【マンションの子供の声が原因のトラブル事例】
2年前に上の住人が引っ越してきてから、子供の飛び跳ねる音や、その子供を叱る母親の声などに、毎日とても悩まされている。うちはペットを飼っているので、「あなたのところもうるさい」など言われると言い返せないので1年以上も悩み続けている。

【マンションの隣人とのトラブル事例】
隣人に事あるごとにクレームを言われます。夕方の16時に洗濯機を使っていたら「非常識な時間に洗濯機を使うな」と言われた。

◆ペットが原因の近隣トラブルは、近隣トラブルのうち15%を占める

【隣の家のペットに関するトラブル事例】
隣家で犬を5匹飼っているが、たまにうちの庭にも侵入し、糞をする。保健所の指導もあったようですし、警察にも言いましたが、注意する程度で事態は全くよくならない。匂いもひどい。

【ペットが怪我をさせてしまった事例】
うちの犬が近所の男性を噛んで、20針を縫う大けがをさせてしまった。「次は子供が犠牲になるかもしれないと思うと怖くて散歩も出来ない」と言って慰謝料と薬殺を請求された。

 騒音、ペット等のトラブルは、時には健康上の問題を引き起こしかねない重大な問題に発展する可能性がある。また、昨今、近隣トラブルが長期化し重大な事件につながるケースが増えてきている。小さな問題でも、法律家が相談し、解決のためのアドバイスをもらったり弁護士が代理人として交渉してもらったりすることで円満解決が可能となるケースもある。

  例えば、「騒音」かどうかの判断は人それぞれですし一度トラブルに発展してしまうと、当事者同士で話し合いをしても双方が感情的になってしまうことも多く、なかなか解決に至らないのが現状だが、弁護士が介入し法的視点を元に話し合いをすることによって解決に至るケースもある。また、ペット飼育についても近隣に多大な迷惑を掛けている状態であれば、その旨を内容証明に記載して改善を要求することで解決に至るケースも。もし、何か身近なトラブルを抱えてしまった場合、一人で悩みを抱え込まず、近くの専門家に相談するのも一策だ。

■有効回答数:1050人(男性:412人 女性:638人)
■アンケート期間:2014-08-23〜2014-09-23