蒸し風呂ブリスベン…香川「暑いので、自分たちの時間帯に早く先制点を」

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 日中の気温が35度近くまで上がったブリスベン。夜になっても気温はなかなか下がらず、イラク戦のキックオフ時間と同じ現地時間午後7時からの公式練習時は、昼間と比べて湿度が急上昇した。練習を終えたMF香川真司(ドルトムント)は蒸し風呂のようになった取材エリアで「この暑さなので、ペース配分も大事になる」と、気温と湿度を警戒した。

 とはいえ、攻撃の手を緩めるつもりはない。「イラクは前から来るのか引いてくるのか分からないけど、引いてきたときは、どうやって攻撃の中で厚みをつくることができるかが大事」と言う。前線の3人に加えてインサイドハーフの香川も攻撃に参加することが得点を生み出すための必要条件になると考えており、「クロスへの入り方を意識したい」と攻撃のポイントを挙げた。

 さらには再び「暑さ」を警戒。「相手の時間帯も必ず出てくる。自分たちの時間帯に早く先制点をマークしたい」と力を込める。

 イラクの印象については「ボールポゼッションもできるチームだし、速い選手もいる。特徴のある選手が多い」と話した。加えて、中東特有のカウンターもある。「後半などは体力的に消耗しやすいので、交代で出る選手が大事。試合でのペース配分は自分でも考えていきたい」と慎重に言葉を選び、「全部が全部前に行くのではなく、時間をかけて攻める場面も必要になってくると思う」と、メリハリをつけたゲームコントロールの必要性を口にした。

(取材・文 矢内由美子)