ともに勝点3で並ぶイラク戦を前にアギーレ監督は、「楽に勝てる相手ではない」と警戒心を強めた。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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◇明日の試合に向けて
 
アギーレ監督 
「皆さん、こんにちは。明日はイラクとの非常に激しい戦いが待っています。(イラクは)非常に良いサッカーをするチームです。
 
 両チームとも勝点3で並んでいますので、明日の勝者が確実にこのグループを突破できるインテンシティーの高いゲームになると思います」
 
遠藤 
「皆さん、こんにちは。明日の試合は予選の結果を占う上で非常に重要な一戦です。イラクは非常に素晴らしいチームですが、相手をリスペクトしながら、自分たちの持っているものをすべて出せれば良い結果が出ると思います。
 
 チーム一丸となって試合に集中し、高いモチベーションを持って臨みたいです。明日出るか出ないかは監督次第なので、出場できたら非常に嬉しく思います」
 
◇質疑応答
 
――八百長疑惑について、現地で告発が受理されたという報道がありましたが、監督のもとに正式な連絡はありましたか。また大会への影響、選手に対して話すことがありましたら、教えてください。
アギーレ監督
「私は選手たちとはサッカーの話しかしません」
 
――スペイン当局から書類、通知などは?
アギーレ監督
「サッカーの話しかしません」
 
――パレスチナ戦の結果は自信になりましたか?
アギーレ監督 
「前半は非常に良かったと思いますが、4点目が早い時間帯に決まり、最後の40分は少しパフォーマンスが落ちました。
 
 試合中に次のイラク戦のことを考えてしまったかもしれません。しかし、そこで気を抜いたわけではなく、しっかりイラク戦へ集中できています」
 
――イラクとは1986年にメキシコ代表の選手として対戦していると思いますが、どのような印象を持っていますか?
アギーレ監督 
「1986年に対戦した時も非常にスピードがあり、プレー強度のあるチームだと思いました。アステカ競技場で対戦したことをよく覚えています。難しいゲームで、1-0で勝った試合でした。
 
 今回も楽に勝てる相手ではありません。最近のゲームではイラン戦、ヨルダン戦などをチェックしましたが、コンビネーションが良く、勇敢なプレーをするチームだと感じました」
 
――遠藤選手は歳を重ねても、まだ成長を続けていると思いますが、どんな面が伸びており、サッカー選手にとってはなにが大事だと考えていますか。
遠藤
「自分でも分かりません。ただ、自分のなかではまだまだ若いと思っています。もちろん周りの方のサポートのおかげでもあります。常に向上心を持って、いろんなことにトライしているので、それが良い方向に向かっているのかなと思います」
 
――「戦術、システム上の柔軟性が大事だ」と選手たちが話していましたが、それは監督が意図し、イラク戦で大事になる要素だと考えていますか?
アギーレ監督
「選手たちには、戦術的なベースを植え付けています。しかし、判断を下す自由は持ってもらっています。
 
 それはチームを発展させるためで、イラク戦のみのことを考えたわけではありません。非常に賢く成熟した選手たちですので、縛ってしまってはいけないと思います」
 
――昨年のワールドカップでは171ゴールのうち直接FKは3点しかありませんでしたが、リスタートに対してはどのような考えを持っていますか? 
アギーレ監督 
「私はこの170分の3というデータは見ていません。セットプレーは3分の1から半分ぐらいは決まっているという印象はあります。
 
 ここ最近3試合では、オーストラリア戦、ホンジュラス戦でもセットプレーから点を取っています。イラク戦でもより運が味方してくれればと思います」