指揮官の八百長問題で霜田委員長が選手に説明

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 16日のイラク戦を翌日に控えた15日、宿舎での昼食後、日本代表のハビエル・アギーレ監督の八百長問題に関して日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長から選手に直接説明する場が設けられた。

 2011年5月21日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節のレバンテ対サラゴサ戦をめぐる八百長疑惑で、バレンシア裁判所がスペイン検察当局からの告発を受理したとスペインメディアが報道。告発の対象にはアギーレ監督も含まれており、今後、本格的な捜査が始まることになる。

 霜田委員長はこの日、日本にいる大仁邦彌会長と連絡を取り、「大会に集中して、試合に勝つことだけを考えてほしい」との大仁会長からの言葉をアギーレ監督にも伝えたうえで、自分から選手に説明することの了承を得た。

 アギーレ監督のもとにも告発が受理されたとの正式な連絡はまだないそうで、「正確な情報はまだないが、何か僕らが変わることは一切ないので、明日の試合に集中してほしい」と、アギーレ監督らスタッフもいる前で選手に伝えたという。

「選手も気にする様子はなくて、僕から話すまでもなかった。今日もみなさんに見せたかったぐらい緊張感のある練習ができていた」。試合会場となるブリスベンスタジアムでの公式練習後、報道陣に対応した霜田委員長はそう強調し、「この件はこの先、しばらく進展はない。僕らも選手に集中させたいので、ご協力をお願いしたい」と、理解を求めていた。

(取材・文 西山紘平)