DSC02069

写真拡大 (全9枚)

グリコ!ちょっとコップのフチに座りなさい!

僕は怒っています。まだ結果を見る前の段階ですが、すでに怒っています。愛用の抱きまくらに噛りつく勢いで、布団の中で悶えています。何に対してそんなに悶えているのかというと、最近始まった、グリコのキャンペーン「カップのフチに舞い降りたサッカー選手 フチ田篤人」についてです。

内田篤人さんがCMに出演していることでおなじみのグリコのチョコレート菓子「ビッテ」。以前も直接本人に会えるイベント参加権が抽選で当たるというキャンペーンなどを仕掛け、僕の中でもすっかりおなじみの味となりました。で、今回は流行りの「コップのフチ子」とコラボし、ウッチーバージョンが抽選で当たるというのです。

もちろんキャンペーン自体は歓迎です。日々の生活にちょっとした潤いを与えてくれるものです。ただ、前回も言った気がするのですが、今回も言わざるを得ない。「フチ子なら売れよ!」と。何もイベント参加権を売れと言っているわけじゃないですし、直筆サイン色紙を売れと言っているわけでもありません。モノには数の限りがあるものがありますから、すべて手に入れたいとまでは言いません。

しかし、コップのフチ子はどう考えても工場で作る大量生産品でしょう。事実上、無限じゃないですか。「対象商品10個購入で1種もらえる」とか「ポイント集めて必ず当たる」でいいじゃないですか。意欲と費用を天秤にかけるチャンスをコッチにもくださいな。握手会でも海外旅行でもなく、フチ子なんですから。50個必中とかなら、キャンペーン期間の6月一杯まで自分のおやつスケジュールと相談しながら計画を立てますから。

別の事例では「ウコンの力」とのコラボで、キャンペーン期間中にローソンでウコンの力を3本購入するとオリジナルのフチ子が1個もらえるというキャンペーンがあったそうです。これじゃダメだったでしょうか。もし「必ず」という形で設定をしていただけるなら、たとえそれがマックスバリューであろうが僕は検討の上で、行きます。そして検討の上で、買います。

「売れるものは売れよ!」

ガチャを引いているような後ろめたさと、ひとつ買ってはハズレ、またひとつ買ってはハズレを繰り返すときのメラメラと燃えてくる射幸心を抱えながら、僕は今日もまたビッテを買っています。「1日1個まで」と自分に制限を設けていたくせに、結局ジレて箱単位で購入してしまうという、ダメな禁煙家みたいになりながら…。

ということで、「コレが最後だ」とどうせすぐ嘘になる自制を宣言しつつ、箱買いしてきたビッテを開封していきましょう。

◆ビッテの箱買いって言うけど、ビッテ自体「箱」入りの商品だよね!

まずは今回のキャンペーンについての把握から。1月5日から6月30日までつづく同キャンペーンでは、対象となる商品を購入すると、5000名に内田篤人バージョンのフチ子が当たるとのこと。抽選方法は、商品に直接当選ハガキを封入しておくというもので、「その場で当たりがわかる」のがウリなのだとか。

↓コレが当たるのか!欲しいか欲しくないかで言えば、欲しいぞ!

せっかく作ったのなら、フチ田だけを1種類500円で売ってくれんかの?

「フチ田付きのビッテを1個1000円で売る」でもいいぞ!

今こそついこないだまでやっていた「美味しくなかったら1個分返金」というキャンペーンをやってほしい…僕はそんなことを思いつつ、ビッテを買いに出かけます。しかし、ビッテはなかなかありません。隣町のデカイ西友にもありません。ほうぼう巡ってやっとビッテと出会ったのが通勤経路の途中にあるスーパー。毎日出勤前に寄るのは若干面倒な立地の店舗です。

↓で、とりあえず一個買ってみたわけだが…。


1個で当たるわけもなく、あえなく惨敗!

こりゃ当たる気しないな!

【定形外対応】コップのフチ子 ULTRAS 全6種

価格:1,800円
(2015/1/15 12:51時点)
感想(2件)



これ、その場で当たるということは、ハガキが入ってないヤツを何個買っても当たらないわけですよね。通勤経路のスーパーには、ちゃんと当たりのヤツ込みで納品されているのでしょうか。もしも棚にあるのが全部ハズレのヤツだったなら、そもそもノーチャンスじゃないですか。

そして、さらに追い打ちをかけるのがビッテという大型商品ならではの難しさ。300円で8個入りというパッケージは、どう考えてもファミリーサイズ。一家団らんの時間にみんなで食べるものです。それを、僕ひとりで、食べる。初回のお試し1個(お菓子8個入り)を食べた時点で、先行きの遠さに目まいがしてきます。ウチにはまだ大量のロッテガーナチョコレートがあるのに、このボリューミーなチョコ菓子を青天井で買うことになるのだろうか、と。

「大人なんだから大量に買って捨てればいいじゃないですか!」という意見には一理あります。1個300円なんですから、100個買っても3万円。出せない金額ではありません。が、それでいいのかと。それで後ろ暗くないのかと。そういうガチャ的なキャンペーンにハマる自分と、ハメるグリコと、関わるウッチーと、みなにとって「買って捨てました報告」はよくないのではないかと。

「美味しく食べられる範囲で買う」を実践する僕にとって、「早々に諦めるには当選数が多すぎ、実際に当てるには少なすぎ、しかもチョコは大量」という絶妙設定は非常に難しいものとなりそうです。何せウチにはまだ大量のロッテガーナチョコレートもあるわけですから。

しかし、買ってはハズレを繰り返すウチに、僕の心は乱れていきます。「ラチあかんな」「ここまで来たら引っ込みつかんで」「毎日立ち寄るよりも一度に大量買いしたほうが、結果的に経済的では?」などの悪魔のささやき。ASKA被告が何かを止められなくなったときのように、僕もビッテ購入を止められなくなってしまったのです。

↓ついに「ええい面倒だ、箱で買おう」の心境に至る踊らされやすい消費者がここに誕生!


バカだねwwwwwwwwwww

世間の消費者はバカだねwwwwwwwwwwwww

■グリコBitteビッテ オリジナルショコラ5個セット

価格:1,425円
(2015/1/15 12:53時点)
感想(0件)



やっちまったぁぁぁぁ!!また買ってしまったぁぁぁ!!1日に1箱食べきるのは至難なのに、梱包単位で買ってどうするんだ。会社で配るか?いや、これを大量に持参して配ってるオッサンなんてアヤしすぎる。「ビッテ 大量買い 配布 気持ち悪いオジサン いなくなってほしい」などで検索されたとき、うっかりココが見つかっても困る。もう買わない。コレとガーナを食べきるまで絶対買わない。僕は心に固く誓い、開封作業に挑みます。「今日だけだから、ね、ね」「いいじゃ、ないのぉ〜」というダメヨーダメダメ人間全開で…。

↓まずは1箱め!一発で当たってくれ頼む!!



ダメかー!ダメダメ!

しかし、まだ4箱もあるからな!


↓そして2箱め!なるべく早めに当たってくれ!



ですよねぇぇぇぇ!

大体全国で5000個って、大した数じゃないもんな!


↓どんどんいくぞ、早くも諦めモードの3箱め!



よし、テンポよく外れたな!

ポンポンポーンと3連続だ!


↓そろそろ決めたい4箱め!頼む、ここで来てくれ!



もはやお菓子買った人の感想じゃないな!

完全に「ガチャってる人」の精神状態!

↓これが最後、頼む!頼む!頼む!この青天井ガチャから解放してくれ!何かこの箱にはビビビッテくるものがある!


あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

お菓子しか入ってないぃぃぃ!

終わった…………。

↓編集長が!編集長がハズレくじの山で卒倒している!


引っくり返すと、捨てられたぬいぐるみ感満載やね…。

母親が来たら、箱ごと捨てられそうwww

ソーシャルゲームはなぜハマるのか [ 深田浩嗣 ]

価格:2,376円
(2015/1/15 12:55時点)
感想(1件)



こうして僕の挑戦は終わりました。5回で1328円のガチャは予想通りハズレとなり、今後のオヤツスケジュールにビッテビッテビッテビッテビッテビッテビッテビッテビッテビッテビビビッテが書きこまれました。バレンタインにトラックでチョコをもらって扱いに困るジャニーズの気持ち、今ならわかる気がします。

しかし、僕の挑戦にはリベンジがあります。スーパーにビッテがある限り。このビッテを食べ終わったとき、僕はきっと再起するでしょう。再起までの間、僕はビッテの箱にハガキを入れ、それを振る練習をします。箱の中のハガキがカタカタと立てる小さな音をフモフモイヤーでキャッチする練習をするのです。ていうか、箱の中のハガキをどうやったらカタカタさせることができるのか、主に振り方のほうを練習します。そして、今度こそ当選ハガキをゲットする。そう誓って、今回の怒りの結果報告を終わりたいと思います。

「どれどれSNSでの反応は?」と社内向けレポートのためのリサーチをしているグリコの担当者さま。最後にもう一度、声を大にして言っておきます。「大量生産品は売れ」「全付景品でやれ」「抽選にするのは諦められるくらいレアなものか、海外旅行とか自分で買おうと思えば買えるものにしろ」と。美味しく食べられる範囲でのキャンペーン、今後の展開に期待を込めて。味自体は、嫌いじゃありませんので。

ガチャ的に「10個買ったら1個もらえる」仕組みとか追加できませんかね?