武藤が全体練習合流、途中出場でも「試合を決める」ゴールを

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 日本代表は14日、グループリーグ第2戦のイラク戦に向け、開催地のブリスベンで初練習を行い、前日13日は別調整だったFW武藤嘉紀(F東京)も合流した。

 途中出場した12日のパレスチナ戦(4-0)の後半15分に相手選手に蹴られ、右太腿前部を負傷した武藤。前日13日は大事を取って別メニューだったが、冒頭以外、非公開で行われたこの日の練習はフルメニューを消化したという。練習後は右太腿をアイシングしていたが、「一応ケアのため」と、16日のイラク戦への影響はなさそうだ。

 パレスチナ戦はFW乾貴士に左ウイングの定位置を譲り、3試合ぶりのベンチスタートとなったが、途中出場した選手の役割の重要さも認識している。優勝した前回大会は負傷者や出場停止など相次ぐアクシデントに襲われながらも、そのたびに代役として出場した選手が活躍。準決勝の韓国戦ではMF細貝萌、決勝のオーストラリア戦ではFW李忠成と、いずれも途中出場の選手がゴールを決めた。

 10日に行われた選手ミーティングでも、前回大会経験者から4年前の話が出たそうで、武藤は「前回大会も途中出場の選手が活躍して、全員で勝ち取った優勝だと聞いている。僕らが流れを変えたり、拮抗した展開で試合を決めることが必要になる」と表情を引き締める。

 後半13分から途中出場したパレスチナ戦は「もっと貪欲に行っていいところもあった」と反省した武藤。初めて経験する国際大会の雰囲気にのまれた部分もあったというが、「前回のような消極的なプレーは2度としちゃいけない。(代表)ゴールからも遠ざかっているので、そろそろ決めて、自分自身、流れを良くしたい」と、昨年9月9日のベネズエラ戦以来となるゴールを貪欲に狙うつもりだ。

(取材・文 西山紘平)