極小雛から日本最大級の大型雛まで!目黒雅叙園『百段雛まつり』〜瀬戸内ひな紀行

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お雛さまを飾って、女の子の美しく健やかな成長を願うのは、今も昔も同じこと。そうやって、時代を超えて受け継がれてきたお雛さまは、長い年月の間にどんな夢を見てきたんだろう・・・。

2015年1月23日(金)から3月8日(日)の期間、目黒雅叙園では、「『百段雛まつり』〜瀬戸内ひな紀行〜」を園内の東京都指定有形文化財「百段階段」で開催。日本各地の時代雛が集まるということで、過去5回の開催でのべ28万人を動員したという都内最大の雛人形展を、今回は兵庫、岡山、広島といった瀬戸内地方バージョンで展示。

会場は、百段階段と呼ばれる階段廊下の南側にある7つの部屋で、それぞれに樹齢100年を超える床柱や、昭和初期の著名な作家による天井画や欄間など、とにかく贅を尽くしたゴージャスな空間。各部屋で「姫路/御殿雛」などテーマごとに集められた絢爛豪華なお雛さまが、ずらりと並ぶ様子は圧巻!

今回の見どころは、京都の雛人形司として最高の名声を得た大木平藏の手による、1体が7cm前後という精緻な作りの極小「二寸雛」と、岡山藩主・池田候の高さ80cmという大型「享保雛」(2月11日まで展示)の共演。一般的なお雛さまのサイズが24cm程度なので、おそらく日本最小と日本最大級のお雛さまが並んで見られるのは、ここだけかも。

「大木平藏のものでは『檜皮葺き御殿飾り』など、これひとつで当時は家一軒を買えたと言われるほどの最高級品もあります。また、瀬戸内地方ですので、西宮の白鹿記念酒造博物館所蔵で阪神・淡路大震災を免れたお雛さまなども展示されますよ」と、広報担当の菊池さん。

ゴージャスな空間の中で、人形文化の最高峰とされる「お雛さま」に会えたら、女の子冥利に尽きるのでは? この春は、瀬戸内の歴史あるお雛さま文化を、贅沢な文化財の空間で楽しんで!