2014年は「女性の活躍」というキーワードに注目が集まった一年だった。この流れは今年も続くだろうか。未来の社会で活躍するかもしれない、中高生をメインに女子小学生〜女子大学生以上までに「働くこと」について調査した結果があるので見てみたい。

 調査は、ふみコミュニケーションズ(東京都渋谷区)が、自社で運営する女子高生のためのポータルサイト「フミコミュ」で行ったもの。調査タイトルは「女性が働くことについてのアンケート」。調査期間は2014年10月10日〜11月6日。調査対象は、同サイトのユーザー175人(小学生8.6%、中学生55.4%、高校生28.0%、大学生以上8.0%)。

現在の社会、女性は活躍できている?
女子中高生の約8割が「そう思う」

 まず、「あなたから見て現在、社会で女性が活躍できていると思う?」という質問に対して、「まあまあできていると思う」は49.1%で、「できていると思う」は29.7%。「あまりできていないと思う」(20.1%)、「できていないと思う」(1.1%)を足した割合を大きく上回った。

 それぞれの回答者の声は次のようなもの。

■「できている」「まあまあできている」と回答した人のコメント

「母がバリバリ働いて社会に貢献している姿を見たから」(高校1年生・神奈川県)
「女性のための制度が最近見直されつつあるから」(高校3年生・福島県)
「まだ完全に男女平等ではないが、能力の高い女性はちゃんと社会で活躍できているから」(高校1年生・東京都)
「最近は女性社長とかが増えていると思うから」(中学1年生・北海道)

■「あまりできていない」「できていない」と回答した人のコメント

「結婚してしまうと仕事がしにくくなる人が増えるから」(中学1年生・埼玉県)
「男性にばかりたよって女性はあまりたよられてない」(中学1年生・香川県)
「男性がでしゃばっている感がハンパないから」(中学3年生・愛知県)

 約8割が、女性が活躍しやすい社会になってきていると感じているようだ。また、「あなたは将来、社会で女性が活躍していく世の中になっていくと思う?」という質問に対して、最も多かったのは「そう思うし、私もそうなりたい」という回答で64.0%。「そう思うけど、私は自信がない」(24.0%)、「あまりできないと思う」(10.3%)、「できないと思う」(1.7%)が続く。こちらについても、それぞれのコメントに寄せられた回答を見てみよう。

■「そう思うし、私もそう」と回答した人のコメント

「男女平等な社会のほうがうまく行くと思う」(高校2年生・神奈川県)
「女性には子育てが理由で働けない人もいるけれど、私は子どもを持っても仕事は続けたいと思うから、それを受け入れサポートしてくれる制度が充実したらいいなと思うから。実際に待機児童の問題や、そのせいで一度仕事を辞めてしまった女性が再就職しにくいという問題があり、まだまだ改善の余地があると思うから」(高校2年生・兵庫県)

■「そう思うけど、私は自信がない」と回答した人のコメント

「世の中甘くないから」(高校1年生・千葉県)
「このまま女性が活躍していける世界がふえていきそう。ただわたしはふつうに仕事について特別何かをするわけではないとおもうので、自分が活躍できる自信はない」(高校2年生・岐阜県)

■「あまりできないと思う」「できないと思う」と回答した人のコメント

「積極的に働く女性が少ないと思うから」(高校1年生・岡山県)
「未だに女性が働くことについて偏見みたいなのを持ってる人もいるから」(中学3年生・大分県)
「何も才能がないから」(高校1年生・福岡県) 

 女性が活躍する社会になっていくと感じている人は9割近いが、自分では自信がないと感じている人もいることがわかる。それでは、「あなたはどうすれば社会で女性が活躍できるようになると思う」だろうか。次のような意見があった。

「育児休暇後の復帰のしやすさをあげる。今のままでは実質退社の状態に感じる」(高校3年生・愛知県)
「家族による家事・育児のサポート」(中学2年生・長野県)
「家事分担、女性雇用範囲の拡大化、給与手当の見直し」(高校3年生・福島県)
「子育ての支援を行政機関がもっと積極的に行う」(高校2年生・新潟県)
「男女の給料の差をなくすことや、子供を預ける施設などを増やすと安心して仕事が出来ると思うから」(中学3年生・茨城県)
「女だから、とか女のくせに、とかの偏見をなくし平等に働けるようにする」(中学2年生・福岡県)

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