季節や天候を問わず、ランナーは毎日、走り続けている。では、ジョギングやウォーキングを楽しむのに、純粋に「好きなアーティスト、好きな曲」を聴いているのか。もしくは「ならでは」の曲が並ぶランキングになるのか? 音楽情報誌『CDDLでーた』は、1040代の男女を対象に調査を行ない、ジョギングやウォーキングをする時に聴きたい曲のランキングを発表した。 

 調査の結果、総合ランキング1位はZARDで、最大のヒットソングである「負けないで」が選ばれた。選抜高校野球大会の入場行進曲になったり、テレビのチャリティ番組内のマラソン時に合唱されたりと、抜群の知名度とともに、多くの人にとってスポーツイメージが強い曲となっているようで、男女・世代の区別なく、幅広い層からの支持を集めた。スポーツイメージつながりでいうと、5位の「ultra soul」(B’z)も、世界水泳選手権大会の公式テーマソングとして鮮烈な印象を残している。8位「LOVE2000」(hitomi)は、元陸上・女子マラソン選手の高橋尚子さんが五輪の練習中やレース前にこの曲を聴いていた、というエピソードで有名だ。

 ランキングの2位は、タイトルがすべてを言い表している「Runner」(爆風スランプ)で、思わず走り出したくなる応援されているような気分になるといったコメントが寄せられた。サビの歌詞をそのままコメントとして書いている人も多く、発売から25年以上経過した作品だが、いまだ強烈なインパクトを持った曲であることが伺える。4位の「Happiness」(嵐)は女性からの得票が圧倒的で、気分が上向きになれる・気持ちがいい元気づけられるといったコメントが寄せられた。そのほか、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」と「ヘビーローテーション」がともに8位にランクイン。踊りながら走りたくなるというコメントに代表されるとおり、明るいテンポとリズムが、主に1020代からの得票を集めている。

 今回興味深かったのが、映画音楽からの楽曲が3曲ランクインしたこと。3位の「ロッキーのテーマ」と6位の「アイ・オブ・ザ・タイガー」(サバイバー)は、ボクシング映画の古典「ロッキー」シリーズの主題歌。映画のワンシーンと自分をオーバーラップすることができる気合が入るなどたくさんのコメントが寄せられた。これらの曲は特に男性からの得票が多く、みなさん映画の主人公と自分を重ね合わせてテンションを上げているようだ。なお8位の「さんぽ」は、ジブリ映画「となりのトトロ」のオープニングテーマだが、こちらは歩くスピードにちょうどいいなど、ウォーキングに適した曲として支持されているようだ。

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 上位にランクインした曲は総じて、元気が出るテンションが上がるテンポがいい いったコメントが挙げられ、運動するときに気持ちを盛り上げてくれるような作品が選ばれる結果となった。秋の爽やかな気候の中、お気に入りの曲をパートナーに、みなさんも身体を動かしてみてはいかがだろう。

★ジョギングやウォーキングをする時に聴きたい曲 総合ランキングTOP10
※有効回答者数 n=1118人

順位:曲名/アーティスト名
1位:負けないで/ZARD
2位:Runner/爆風スランプ
3位:ロッキーのテーマ/(映画「ロッキー」より)
4位:Happiness/嵐
5位:ultra soul/B’z
6位:アイ・オブ・ザ・タイガー/サバイバー(映画「ロッキー3」より)
7位:夏色/ゆず
8位:恋するフォーチュンクッキー/AKB48
8位:ヘビーローテーション/AKB48
8位:LOVE2000/hitomi
8位:さんぽ/(映画「となりのトトロ」より)

【調査概要】
・調査対象:同社で運営するeb-iの20万人のパネルを基に、全国47都道府県の10歳から49歳までのエンタメ接触ユーザーを抽出し、1118人(男性650人、女性468人)から回答を得た。
・調査手法:インターネットによるWeb調査
・調査期間:2014年8月4日〜5日