ユニリーバ・ジャパンが展開する男性用化粧品ブランドAXEでは、香りが人に与える影響を脳科学的な視点から調査・研究するプロジェクトチーム「AXE脳科学研究所」を運営しているが、香りとセンスのよさの関係を検証すべく、美容師100名に香りが与える印象の効果について調査を行なった。

 調査の結果、「男性がいい香りをつけているとセンスがいいと感じる」と美容師の88%が回答し、さらに62%が「男性客からいい香りがすると『いつもより接客・サービスに気を抜けない』と感じる」と回答した。また、美容師が考える、センスがいい印象を与える香りは、柑橘系の香りであることが分かった。

◎「男性客からいい香りがするとサービスに手が抜けない」

AXE脳科学研究所

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 調査の結果、美容師100人に、香りの効果について調査をしたところ、「男性がいい香りをつけているとセンスがいいと感じる」と88%が回答し、さらに62%が、「男性客からいい香りがすると『いつもより接客・サービスに気を抜けない』と感じる」と回答した。また、76%の美容師が「『センスがいい』という印象を持ってもらうために、男性はもっと香りを活用すべき」と回答。美容師の方々は、香りはセンスよくみせるための重要なアイテムだと感じているようだ。センスがいいという印象を与える香りの種類としては、柑橘系(シトラス系)の香りが圧倒的に多くあがった。

香りによって、与える印象は異なる!

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 それぞれの香りが、どのような印象を与えるのかを調査したところ、柑橘系、フレッシュグリーンの香りは「爽やかな印象」、ムスク系は「セクシーな印象」、フローラル系は「優しそうな印象」、バニラやチョコレート系の香りは「カワイイ印象」、ウッディー系の香りは「大人っぽい印象」を与えることが分かった。 

センスがいい・悪いの印象が香りによって変わるのは、脳科学的には当然のこと?

 脳科学者の澤口俊之先生の話によると、香り情報を処理する主な脳領域の一つ(前頭眼窩皮質)は「感情的な価値判断」に関与することが分かっている。「センスの良さ」というのは、そうした価値判断の一種なので、センスがいい・悪いの印象が香りによって変わるのは、脳科学的には当然のことだという。また、この脳領域は視覚情報も処理しているので、感情的価値判断は視覚でも起こる。

しかし、接近した状態で相手の香りが脳内で処理されると、視覚情報による価値判断を打ち消したり変えたりすることがある(「印象」の多くは感情的価値判断の一種)。感情的価値判断は仕事や恋愛を含めた人間関係の要。香りによる価値判断の重要性を再確認してみてはいかがだろう。

 今回の調査の結果、香りが人の印象に与える影響について、嗅覚情報は、感情や記憶に深く関わる脳領域にほぼ直接的に伝わるため、視覚情報に劣らず印象に深く関係していると言える。また、香りは記憶と強く結びつき、香りによって記憶が想起されやすいことは、脳科学的に実証されているので、香りを上手くつけて、いい印象を与えてみるのも身だしなみの大切なポイントといえそうだ。

【調査対象】美容師 100人
【調査方法】インターネット調査(調査会社の登録モニター活用)
【調査期間】2013年12月24日〜25日