「何事も“前向き”に取り組む男性って、いくつになっても素敵に見えるんです。精力アップにしても同じこと。例えば、早漏や中折れを治したいと悩むなら、“俺は60代になっても2回戦やるぞ!”とポジティブな気持ちでストレッチに挑むことも大事なんです」
 こう話すのは、元AV女優でスポーツジムのインストラクター経験もある、竹下ななさんだ。

 確かに、我ら中高年男性は、加齢による精力減退に関してネガティブに考えがち。せっかくチャンスが訪れても「中折れしたらどうしよう…」といった不安を常持ちながら、一戦に臨んでいる方も多いだろう。
 しかし、それは当然のこと。だからこそ、先週まで中折れ改善、早漏防止のためのストレッチも伝授してきた。しかし、もうワンランク上の精力アップを望むなら、“若い時より元気になる”ストレッチを学ぶべきだと竹下さんは言うのだ。
 そこで今週はあえて、「回復力アップ」に効くストレッチを紹介してもらうことにした。

 「このストレッチは、基本的に精力が衰え始める30代半ばの男性にオススメしているのですが、60代以上のシニア男性だって試してみる価値はあると思います。“今夜は2発いくぞ!”という意気込みを持つことで、メンタル面も強くなれますからね」
 ということで、若い奴に負けない気持ちで頑張ってみよう。

 まず、イラストの上のように、床に座ってから背中を丸めてみよう。
 「ここで重要なのは、両腕を前に出して背中を適度に丸めること。足は座ったままの体勢で、自分のお腹に膝がつくぐらい密着させてください」

 やってみればわかるが、背中が心地よく伸びて気持ちいいはずだ。
 この姿勢をキープすること1〜2分。
 「呼吸はヨガの呼吸法で、大きく吸って、大きく吐く。目を瞑って、精神統一する感じで行ってください」

 次第に体も心もリラックスしてきたら、次は両腕と両膝をまっすぐ伸ばしていこう。三角形を作るのだ。
 「この三角形ではできる限り、お尻を高く突き上げて、シャープな体勢になってください。もちろん無理は禁物です。少しでも腰に痛みを感じたら、それ以上は伸ばさないこと。日々続けていけば、次第に綺麗な三角形を作れるようになれますからね」

 これは体幹トレーニングの一つで、ちょっとした筋トレである。シニア世代にはキツイかもしれないが、体幹を鍛えることで体のバランスが良くなることは請け合いだ。それだけではない。回復力アップにつながるのは、次のような理由があるのだ。
 「実はこの体勢は、セックスで酷使する腰や背中のハリを和らげてくれるのです。さらに、股間に集まった血液を一度全身に戻してくれるため、ペニスの疲れもとれていくんです」

 すると、ヤル気も再び漲ってくる可能性が高くなるのだ。
 「セックス前に一回、さらにセックス後に行えば、もう一度ヤリたい気持ちになってくるはずです」

 諦めるのはまだ早すぎる。いまや無理と思われた「2回戦」を可能にして、スーパーシニアになろうではないか。

竹下なな
精力料理研究家。元AV女優であり、現在はヨガインストラクターとして活躍。大の料理好きでもあり、精力アップのための食材を使った簡単料理を日々、研究している。近著に『セックスが危ない!』(三和出版)。