新成人の5割は処女…?意外とオクテな女子たちの恋愛事情【恋占ニュース】

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今日は成人の日ですね。

毎年、式典で大騒ぎ…なんて報道に「まだまだ子どもだな」と思ったりするわけですが。
そんな一部の例外を除く、ささやかながらも堅実な夢を語ったり、将来への抱負を真摯にコメントしたりする新成人の姿には、「いや、もうすっかり大人だね」と頼もしさを感じます。

まぁ、成人式でうっかりはっちゃけた子たちも、数年後には「あの頃は若かった」などと遠い目をしながら、真面目に働いているんでしょうね。
何はともあれ、新成人のみなさん、おめでとうございます!

さて、現在の『成人の日』というのは、実は戦後に制定されたもの。日本を支える若者を励まそうと、現在の埼玉県蕨市で行われた「成年祭」が発祥となっているそうです。
それ以前にも成人の儀式はあり、古くは奈良時代から。男性は元服、女性は裳着(もぎ)と呼ばれ、服装や髪型、名前などを変えるしきたりが元になっています。

他にも庶民の間では、昭和に入る頃まで褌祝(ふんどしいわい)という男子の成人の儀式があったとか。
こちらは、成年(13〜15歳頃)に達する男性が、腹掛け(金太郎が着ているアレ)に代えて褌を身につける、というもの。
これを執り行うのは主に本人のおばに当たる女性で、男の子を全裸にし、褌の締め方や使い方をレクチャーした後、祝いの杯を交わす儀式だったと言います。
一部の地域では、褌の締め方だけでなく、性技のお作法を教える実地的な性教育の場でもあったとか…。

一方、女の子も、初潮を迎えると村の要職者から性の手ほどきを受け、一人前の大人としてみなされる、という儀式があったと伝えられています。女児の親はお礼として酒やお米をお相手の男性に届けた、ってことですから驚きです。

昔の日本は性におおらかだったとは言いますが、処女性に関する価値観も現代とは全く違っていたんですね。それにしても、男子も女子も最初のお相手を自分で選べないって…。

儀式が済むと、結婚が可能な大人としてコミュニティから認められたわけですが、性に関するタブーがそれまでとは大きく変わった明治以降、こうした風習はすっかり廃れたそうですよ。

さて、話は現代に戻ります。
結婚相談サービスのオーネットの調査(2014年12月)によると、新成人の男女のうち

・男性…50.0%
・女性…45.7%

が、「これまで異性と交際した経験がない」と回答したのだそう。これって、ざっくり言うと半数近くがチェリー&バージンってことですよね?
自由な恋愛を謳歌できる世の中でありながら、想像以上の高い数値!正直、「えっ、そんなハズは…」と思ってしまいました。

さらに『交際相手が欲しい?』という質問に対しては、

・2000年 「Yes」…90.0%
 ↓
・2014年 「Yes」…62.6%

と大幅に低下。3割以上の人が「恋愛は当分いいや」とか思っていることが判明したのです。まだ若いのに!

理由は様々なのでしょうが、恋愛に溺れたり浮き足立ったりすることなく、地に足をつけた人生を歩んでいこうとする新成人世代の思惑が見え隠れします。

勉強や仕事に忙しくて、恋愛どころではないのでしょうか?それとも、チャンスやテクニックの問題?

今時の若者は淡白なのか、恋愛に対して憧れよりも諦めが先に立つのか、プラトニックが主流なのか…。それとも、恋よりも楽しいことが他にもあるとか?

まあ、恋愛が全てではないけれど、若いんだからハメを外しすぎて後悔しない程度に、思いっきり青春を謳歌してほしいって思うんですけどね。
そんな希望も持てない時代になっちゃったのかしら?

確かに20歳になると飲酒も喫煙も許され、選挙権ももらえる「大人」。でもね、アラサー、アラフォーから見ればまだまだヒヨッコ。将来を担う彼らが「恋愛って楽しい!」って心から思えるような世の中作りのために、まだまだ大人が頑張らなくてはならないって思うんですけどね。

このあたり、うん年前に成人式を迎えたお姉さま方は、どう思われますでしょうか?

(文=石村佐和子)

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