タイトルを「守る」ではなく「取る」 長谷部は連覇を意識せず

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 日本代表は11日、試合会場のニューカッスルスタジアムで公式練習を行い、12日のグループリーグ初戦・パレスチナ戦に向けて最終調整した。練習前に行われた公式会見に出席したMF長谷部誠(フランクフルト)は「自分たちにはこのアジア杯でタイトルを取るという目標がある。まずは明日の初戦に向けて最高の準備をして、そこでしっかりと結果を出して勢いに乗りたい」と、必勝を誓った。

 大会連覇を目指す心構えを聞かれた長谷部は「選手の中でも話したが、このシチュエーションはヤットさん(遠藤)が一度あるだけで、他の選手は初めて。そのヤットさんもそのときは連覇を達成できてない」と指摘。04年大会から4大会連続の出場となるMF遠藤保仁(G大阪)は04年大会で優勝を経験しているが、連覇の懸かかった07年大会は4位に終わっている。

 長谷部は連覇の難しさを理解したうえで、前回王者であることを過剰に意識せず、目の前の大会に集中すべきだと語った。会見でハビエル・アギーレ監督が「タイトルを守りたいと思っている」と話したのに対し、「このアジア杯でタイトルを取るという目標がある」と表現した長谷部。「アジアのタイトルを守るという意味はあると思うけど、この大会はこの大会だと思うし、この大会にしっかりとフォーカスして、この大会を勝ち抜くために自分たちが何をしないといけないかに集中したいと思う」と強調した。

(取材・文 西山紘平)