アギーレJで唯一全試合先発の森重「失点ゼロが大前提」

写真拡大

 ハビエル・アギーレ監督就任後の日本代表で唯一、これまでの全6試合に先発しているDF森重真人(F東京)は4日に行われたオークランド・シティとの練習試合にもセンターバックでフル出場し、順調に調整を進めている。

 アギーレジャパン初陣となった昨年9月の2試合は中盤のアンカーで先発したが、昨年10月以降はセンターバックに定着。12日のグループリーグ初戦となるパレスチナ戦もDF吉田麻也とのコンビで最終ラインの中央に入ることが確実だ。

「ディフェンスからの目線で言えば、失点しないことが一番。90分間、(失点)ゼロでいければ、前は1点は取ってくれると思う。1点取られたら戦い方が変わるし、2点取るのは難しくなる。後ろは90分、失点ゼロでやるのが大前提」

 アジア杯では日本がボールを支配する時間が長くなるのは間違いない。守備陣とすれば警戒するのはカウンターだが、逆襲を恐れるあまり、攻撃でリスクを冒さなくなることも避けなければならないと指摘する。

「ボールを奪われることを前の選手が恐れて、横パスばかりになるのも良くない。ゴール前はチャレンジして、奪われたらすぐに切り替えて、みんなで戻ればいい。あまり恐れずにチャレンジすることが大事」

 点を取りに行きつつ、しっかりとカウンターにも備える。リスクマネジメントの舵取りは最終ラインの役割でもある。

(取材・文 西山紘平)