乾が約1年半ぶり先発へ 「勝つことしか考えてない」

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 4日のオークランド・シティとの練習試合に先発するなど左ウイングでの先発が濃厚となっているFW乾貴士(フランクフルト)は練習中も笑顔をのぞかせるなどリラックスした様子を見せている。

「早く試合がしたい。暑さにもだいぶ慣れてきたし、いい感じでできている」。真夏のオーストラリアに到着してから1週間が経ち、暑熱対策も順調に進んでいる。12日のグループリーグ初戦となるパレスチナ戦に向け、「勝つことしか考えてない。第1戦が一番大事。いいスタートを切りたい」と力を込めた。

 アギーレジャパン初招集となった昨年11月の合宿で約1年ぶりの代表復帰を果たすと、11月14日のホンジュラス戦に後半開始から途中出場し、代表初ゴールを含む2得点を記録した。同18日のオーストラリア戦も途中出場だったが、今月4日のオークランド・シティ戦には先発。FW武藤嘉紀(F東京)とポジションを争うが、現状は乾が一歩リードしている格好だ。

「(日本代表には)いい選手がそろっているし、ポジション争いは激しくなるけど、チームが一丸となって勝つことが大事。総力戦になると思うし、だれが出ても自分たちのやるべきことができればいいと思う」

 国際Aマッチ先発となれば、2013年5月30日のブルガリア戦以来、約1年半ぶり。「みんなのいいところを出せれば。そこを心掛けている」と周囲を生かすプレーを意識する乾は「(長友)佑都くんの上がりは日本の武器。自分が中に動くことで佑都くんがフリーで上がれる。そこを生かしながら、(香川)真司は中でボールをキープできるし、そこでのコンビネーションは自分たちの持ち味でもある。そこも出していければ」と、攻撃のイメージを膨らませていた。

(取材・文 西山紘平)