香川ヒヤリ…練習で左ひじ痛めるも軽傷強調

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 日本代表は10日午前、ニューカッスルで練習を行い、12日のグループリーグ初戦・パレスチナ戦に向けて調整した。この日の練習は公開で行われ、パス回しやフットバレーなど軽めのメニューとなり、約1時間で終了。その後は各自が自由にシュート練習やFK練習、ストレッチなどを行う自主トレ時間が約30分間、設けられた。

 全体練習が終わると、MF香川真司(ドルトムント)は一目散にロッカールームへ引き揚げた。香川以外の選手たちは全員、ピッチに残って自主練習を行っており、アクシデントかと心配されたが、練習後、報道陣の取材に応じた香川は「(フットバレーをしているときに)着地でひじを打っただけ」と説明。控室で念のため左ひじの治療を受けたが、大きな問題はなかったようで、「こんなのでケガをしたら試合にならない。集中してやらないと」と表情を引き締めた。

 アジア杯は前日9日に開幕し、開催国のオーストラリアがクウェートに4-1で勝利した。試合の映像を「少し見た」という香川は「モチベーションも徐々に上がってきている」と、12日のパレスチナ戦に向けて臨戦態勢に入りつつある。

 ブラジルW杯で味わった悔しさを拭えぬまま、ドルトムント復帰後もチームと自分自身の不振に苦しんだ。気持ち新たにアジア杯でリスタートを切ろうとしている日本の10番は「ここで結果を残すことで、自信であったり、勢いが付くと思う。それは今の自分に必要なこと。こういう状況を打開できるのは自分だけ。結果で証明するしかない」と、あらためて強い決意をにじませた。

(取材・文 西山紘平)