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ガンホー・オンライン・エンターテイメントは8日、都内で開催された新作発表会にて、ニンテンドー3DS用パズルRPG『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオエディション』を4月29日に発売することを発表した。価格はパッケージ版/ダウンロード版ともに4,000円(税別)。

○マリオとコラボできるのは幸せ

『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオエディション』は、累計で3,200万ダウンロードを突破したガンホーのパスルRPG『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)と任天堂を代表するタイトル『スーパーマリオ』がタッグを組んだ、新たなパズルRPG。キノコ王国を舞台に、クッパにさらわれたピーチ姫を助けるため、マリオがパズルバトルの冒険に出発する。同じ色を3つ以上そろえて「ドロップ」を消し、コンボを繰り出していく『パズドラ』の爽快感はそのままに、『スーパーマリオ』のキャラクターたちが多数登場。仲間・育成要素に加え、いくつもの「ワールド」やバリエーション豊かな「コース」を攻略していく。アイテム課金のシステムは導入していない。

発表会には、ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長CEOの森下一喜氏が登壇。「私たちの世代は、スーパーマリオに対する思い入れが大きい。マリオとコラボしたゲームタイトルの開発に携われることは、ゲームクリエイターとして幸せなことだった」と胸を張った。

そして、この日の発表会には任天堂の専務取締役・宮本茂氏も招かれた。上から落ちてくるブロックを組み合わせて消していく、いわゆる"落ち物"パズルゲームの流行を、どちらかというと落ち着いた立場で静観していたという宮本氏。社内で勧められて『パズドラ』をプレイした際に「2画面のニンテンドー3DSなら面白いものができる」と予感を抱いていたという。「そんな折に、ガンホーさんからコラボのお話をいただいた。ゲームを一生懸命作れる人たちと一緒に作れるなら、面白くなるはず」とその依頼を快諾した。

宮本氏は「お父さん、お母さんが安心して子どもに与えられるゲームにしたかった。世界中の人が楽しめるタイトルに仕上がったと思う」と話し、本作のヒットに期待を寄せていた。

○マリオ世代が開発

続いて『パズドラ』シリーズのプロデューサー山本大介氏が登壇。1978年生まれで、小学校時代にマリオ全盛期を迎えたという山本氏。マリオ世代を自任する同氏は「『パズドラ』を『スーパーマリオ』で作れないか」と考え、テストバージョンを任天堂に持ち込みプレゼンしたという。「マリオは、世界的にヒットしたゲームのキャラクター。緊張感をもちながら、非常に楽しく開発させていただいた」と振り返った。

また、山本氏は「マリオの世界観でパズドラを作り直した。キャラクターはもちろんのこと、音楽、BGM、効果音など、スーパーマリオでおなじみの音がゲーム中に流れる。これだけで1.5割増しで楽しくなる。『マリオ』と『パズドラ』、お互いの良さを融合させることに苦心した。相乗効果を楽しんでいただければ」と話し、確かな手応えを感じているようだった。

森下氏は「かなり遊べるボリュームがある。『スーパーマリオ』シリーズを楽しんでいる人なら、ステージ構成など想像していただけるのではないか。『マリオ』という冠をいただいて開発した作品。その名に恥じないように、発売日までブラッシュアップさせていく」と力強く語っていた。

○3DSなら幼い子にも遊んでもらえる

発表会後には囲み取材も設けられ、出荷本数の目標について森下氏は「これまで開発に集中してきた。具体的な目標はまだ立てていない」と回答。また、販売は国内をガンホー、海外を任天堂が担当し、海外版の発売時期や発売地域などは追って任天堂より発表があるという。初となった任天堂とのコラボについては「(オファーについても)今回が初めて。畏れ多くて(簡単にはラブコールを送れない)」と話した。

また、スマートフォンのゲームが頭打ちになりつつあることも影響しているのか、という問いに森下氏は「もともと、スマホ向けのゲームだけを提供していくという考え方はない。ゲーム会社としてPCや家庭用ゲーム機なども含め、マルチプラットフォームで展開していく」方針であることを強調。なお、今回のタイトルをスマホ向けに移植する予定はなく、3DSで提供するメリットについては「スマートフォンで遊べない、幼い歳の子どもにも遊んでもらえる」と説明している。

(C)GungHo Online Entertainment, Inc.(C)Nintendo

(近藤謙太郎)