「ラッスンゴレライ」が中高生を中心に人気なのだという。ちょっと待ってちょっと待ってお兄さぁーん、「ラッスンゴレライ」ってなんですのん?
「ラッスンゴレライ」は8.6秒バズーカーのリズムネタ。8.6秒バズーカーは2014年4月に結成したはまやねんと田中シングルによるお笑いコンビだ(まだ1年も経ってない!)。2人とも1991年生まれ、赤い服に黒ネクタイ、黒サングラス。とりあえずネタを見てみてほしい。



……結局、「ラッスンゴレライ」ってなんなんだよ!? 何もかもがわからないままだが、「ラッスンゴレライ」だけが強く耳に残る。
年末年始は「ぐるナイ おもしろ荘元日特別編」「爆笑ヒットパレード」、1月5日は「PON!」、そして1月8日は「めざましテレビ」と立て続けに全国ネットの番組に出演している8.6秒バズーカー。
「PON!」では「PON-1グランプリ2015年ブレーク芸人SP」のコーナーに出てきた。このコーナーはTwitterを利用していて、ネタ中にどれだけリツイートが伸びるかで順位が決まる。4組中、8.6秒バズーカーは他のコンビと約4倍のリツイート数を得て、ぶっちぎりで1位になった。



実は、私が8.6秒バズーカーと「ラッスンゴレライ」を知ったのは「PON!」がきっかけ。ドカドカ伸びるリツイート数を見て呆然としていた。わ、わ、わからねー!! これ、どこが面白いんだ!?
ラーメンズの「日本語学校」、いつもここからの「悲しいとき」、オリエンタルラジオの「武勇伝」、どぶろっくの「もしかしてだけど」など、記憶に残っている歌&リズムネタはいくつもある。でも、8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」は、これらのネタと若干趣が異なるように見えた。
どうしてこんなに伸びているのかわからず、Twitterを検索した。すると、まだ冬休み中の中高生のツイートが多く見られた。どうやら中高生に熱烈に支持されているようす。

Twitterで「面白さがわからない」と漏らしていたら、知人(30代ヒゲ男子)に「青柳さん、老いたね」と言われてしまった。他の知人には「見るのではない、やれ」と言われた。
動画を4周して口ずさめるようになってわかった。これ、自分でやってみると気持ちいいのだ!
「ラッスンゴレライ」も気持ちいいが、「ちょっと待ってちょっと待っておにぃ↑さぁ〜ん」も気持ちがいい。意味はほとんど重視されず、勢いと語呂の良さを重視するのは、さきほど挙げたリズムネタの中ではいちばんラーメンズに近いのかもしれない。

大人たちが知る1か月以上前から、中高生、特に女子高生は「ラッスンゴレライ」の気持ちよさを知っていた。きっかけになったのは2014年11月4日深夜に放送された「オサレもん」。見事に勝ち残りを果たした。再登場した12月2日の放送ではまさかの「ネタ飛ばし」をしてしまうのだが……「記録よりも記憶に残った」と思えば結果オーライ?
YouTubeには「やってみた動画」がいくつも上がっている。中には30万再生されている動画も。本家の動画の再生数が現時点で126万くらいなので、本家も「やってみた」も両方見られている感じがする。ちょっと照れながら、もしくは完全にやりきる女子高生、かわいい。
「やってみたい」「真似してみたい」という需要は、本家に迫る再生数のファンが作った字幕付き動画や、Twitterで1万8000リツイートされている歌詞(?)をまとめた画像からもわかる。
また、Vineなどでも「ラッスンゴレライ」ネタの投稿は多い。「やってみた」だけではなく、アーティストのPVに「ラッスンゴレライ」の音声を掛け合わせたものもよく見る。そういえば、私がラーメンズを知ったのは2ch発のFlashだった。それが今はVineになっているのかもしれない。

説明しろと言われましても意味わからんからできませんが、やってみると気持ちいい。スパイダーフラッシュローリンサンダー!

(青柳美帆子)