プレミアへの移籍報道に言及の岡崎「年齢的に最後のチャンスかな」

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 日本代表は7日、アジアカップが開催されるオーストラリアにあるニューカッスル近郊のセスノックで練習を行った。

 練習には、インフルエンザから回復した鹿島アントラーズのMF柴崎岳と体調不良だったサガン鳥栖のFW豊田陽平も合流。トレーニングパートナーのFC東京のMF中島翔哉と合わせ、今合宿で初めて24選手が揃った。

 練習後、マインツに所属するFW岡崎慎司は、前日のオフについて「ゆっくりとは過ごせました。みんなでトランプとかしてました」と語り、さらに「エスパ(清水エスパルス)時代に一緒にプレーしてたエディ(ボスナー/2010年から2011年まで清水でプレー)がたまたま来たんで、話したりとか。楽しかったです」と明かした。

 プレミアリーグのレスター・シティが獲得を打診しているというニュースについて問われた岡崎は、「自分のとこにはあんまり話は来てない」とするも、「まあでもそういうオファーが来ること自体は自分が自分のことをそんなに過大評価してないから。そういう意味では嬉しいっていうか、やっぱり一応、子供の頃からの夢でもあるし、プレミアは」とプレミアリーグでのプレーを夢見てきたと明かした。しかし、「マインツでも今は必要とされてるし、それは置いといてアジアカップかなっていう感じはありますけど」と冷静に語った。 

 だが、4年前にドイツへ移籍したときは、アジアカップ直後だった岡崎。今回も同じようなタイミングで移籍の噂が報じられており、同選手は「ウッチー(内田篤人)の本じゃないけど『見たものしか信じない』。やっぱりイギリスも行って見ないと分かんないところはあるし、ブンデスはいろいろ見れた部分もある」と語るが、「いろんな選択肢が自分にはあるとは思うですけど、ただ年齢的にはすごい最後のチャンスかなと思ってるんで。何をするにしても。そういう部分ではすごく考えるかなという感じですね、自分の中で」と、心境を明かしている。

 アジアカップは9日に開幕。日本はグループDに所属し、12日にパレスチナ代表、16日にイラク代表、20日にヨルダン代表とそれぞれ対戦する。