日本代表、新たな武器の構築へ…連覇に向けてクロスボールを強化

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 日本代表は7日、アジアカップが開催されるオーストラリアにあるニューカッスル近郊のセスノックで練習を行った。体調不良だった豊田陽平とインフルエンザから回復した柴崎岳が合流し、今合宿で初めてアジアカップの登録23選手が揃った。

 練習の終盤では、クロスからのシュート練習を実施。サイドからのクロスは、4日に行われて2−0で勝利したオークランド・シティとの練習試合で、ハビエル・アギーレ監督が挙げていたテーマでもある。

 日本サッカー協会の技術委員長を務める霜田正浩氏も、6日の取材時に「クロスから点を取る確率はかなり高い。どんなに優秀なディフェンダーがいても、ボールとマーカーを両方見られない。日本ではクロスで点を取る形がまだ確立されていないので、ひとつの武器として、クロスから点を取りたいと監督は言っている」と明かしていたポイント。練習後には長谷部誠も、「サッカーの5割以上は、サイドからのボールなり、崩しなりで点が入っている」と語っていた。

 重要になりそうなのが、クロスの受け手にも出し手にもなり得る3トップの両サイド。右サイドでの起用が見込まれる小林悠は、「クロスの時にゴール前に人数が多く入っていると、監督は良いと言ってくれる」と明かすとともに、「自分の一番の良さは逆サイドからのクロスに入っていくところだと思っているので、自分の良さは出しつつ、クロスの正確性は求めていきたい」と意欲を示した。

 アジアカップは9日に開幕。連覇を狙う日本はグループDに所属し、12日にパレスチナ代表、16日にイラク代表、20日にヨルダン代表とそれぞれ対戦する。