shutterstock_129437906

写真拡大

この時期の楽しみのひとつが、初売り。福袋や新春セールなど、おトクがいっぱいでとにかく楽しいですよね。

でも、初売りって実は衝動買いをしたりいらないものを買っちゃったりしがちなんです。

そこで今回は、初売りで失敗しない方法を、ファイナンシャルプランナーの筆者がご紹介します。

 

■中身が見えない「福袋」は買わない

初売りの目玉といえば「福袋」。1万円の福袋に3万円分の商品が入っている、なんて聞くと、つい手を出したくなりますよね。でも、初売りでの失敗の大半が福袋なんです。

それもそのはず。福袋の多くは中身が見えませんから、特に洋服や靴なら自分のサイズに合わなかったり好みの色じゃなかったりしやすいのです。これではいくら安くてもムダ。

福袋を買うなら、中身が見えるタイプにしましょう。お店によっては、自分で中身を選べる福袋もありますよ。

 

■「初売りセール」はお得じゃないと心得るべし

初売りの盛り上がった雰囲気や赤い値札を見ていると、ついついお財布のひもが緩みがち。でも、初売りのセールは実はあまり値下げ幅が大きくありません。30%オフがほとんどで、たまに50%オフのブランドがあるくらいです。

でも、セール期間が後半になると、値引率は60%、70%へとアップしていきます。在庫が少なくなっていく分、サイズや好みが合う商品を見つけるのは難しくなりますが、女子のアパレルは商品数が多いですから、まだまだいいものは残っているはず。慌てて買うよりもずっと安くていいものが見つかるかもしれませんよ。

 

■安くても、要らないものは「ムダ」

どんなに値引率が大きくても、どんなに安くても、自分にとって必要ないものは買ってもムダです。

当たり前のことなのに、いざお買い物に行くと、意外とこの事を忘れてしまいがち。特に初売りのような高揚感のあるセール会場に行くと、判断力がダウンして冷静に考えられなくなってしまいます。本当に必要なものなのかどうか、レジに行く前に立ち止まって考えてみましょう。

 

いかがでしょうか? にぎやかに呼び込みをしていて、たくさんの人が行列する初売りに行くと、買わなきゃ損な気がしてしまいがち。でも、今年はぜひ冷静に考えて、失敗しないように気をつけましょうね。