3分エイジングケア : 【意外と知らない油の力1】 油は敵じゃない!? キレイや元気に欠かせない油のパワー

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油は敵じゃない!? キレイや元気に欠かせない油のパワー

油といえば、「ダイエットの敵」、「太るもと!」、「健康に悪い」という認識を持っている人が多いはずです。でも最近、油への意識が大きく変わってきました。ココナッツオイルのブームなどから“体にいい油”が注目。体にいい油は体の代謝や血液循環にとても重要な働きがあるのです。ただ、どんな油でもOKというわけではありません。“からだにいい油”を摂ることが大事です。そこで今月は、キレイと元気の源になる正しい油の知識を麻布大学教授の守口徹先生にレクチャーしていただくことに。女性だけでなく、メタボ検診で悪かった男性も必見です!

油は美肌や髪、ホルモンを作る原料だった!

まずは、油の基本の「き」です。

油=脂質というと、体に脂肪を貯める悪いもの、という認識を持ちがちです。ですが、脂質は、たんぱく質や炭水化物と並んで重要な三大栄養素のひとつです。私たちが生きていく上で欠かせない栄養素なのです。

 

油の体へ主な働きは……

‖ヾ錣簑里鯑阿すための効率の良い貯蔵型エネルギー源

肌から神経組織まで,細胞膜のもとになる

ホルモンやサイトカイン(※)などの生理活性物質のもとになる

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ゥ咼織潺A,D,Eなどの脂溶性ビタミンを供給する

などがあります。

※サイトカイン= 細胞から放出されて、さまざなな細胞間情報伝達分子となる微量生理活性タンパク質

油が不足すると、体にこんな不調が発生する!

生きていく上で、さまざまな働きをする油ですが、不足すると体にはこんなダメージが起こります。下にあげたものはあくまでも一例です。

 

・肌が乾燥しやすくなり、シワが発生しやすくなる

・肌表面の脂質バランスが崩れて、ニキビや肌荒れが起こりやすくなる

・髪にツヤがなくなる

・頭皮バランスが崩れて、乾燥や逆にベタつきが起きてしまう

・ホルモンバランスが崩れて、生理不順など体調が悪化

・冷えやすくなる

 

と体のさまざまな部分に悪影響を与えてしまうのです。

 

油=悪者という認識をまずは捨て去ることが大事です。

でも、どんな油でも体にいいわけではありません。いい油と悪い油をきちんと見極めることが肝心です。

次回は、「積極的に摂るべき油」と「控えるべき油」とは何かをご紹介しましょう。

 

 


この記事の監修
守口徹(もりぐち・とおる)

【略歴】麻布大学教授
東京大学薬学部で博士号を取得後、客員研究員として、米国国立衛生研究所にて、油と脳の関係について研究。日本脂質栄養学会副理事長。国際脂肪酸・脂質学会(ISSFAL)理事。

LET'S TRY 即実践のコツ

油の利点をきちんと知ろう!

  • 01.体を動かすための大事なエネルギー源

  • 02.美肌のもとにもなっている!

  • 03.ホルモンの材料にもなっている