今シーズンのF1開幕の前に、国際自動車連盟(FIA)がエンジンに関するレギュレーションを一部変更することを発表した。昨年まで参戦しているメルセデス、フェラーリ、ルノーなどのエンジン・パワーユニットのメーカーが1年を通してエンジンの改良を許可されることが明らかとなり、新規参入のホンダに不利に働くのでは? と海外のネットメディア「bleacher report」で報じられている。

もともとFIA側がエンジン開発の期限を明確化しなかったことで各チームからも疑問が出ていたこの問題だが、昨年2月28日以降は全メーカーに対してエンジンのアップグレードが原則禁止とされていた。

今回のFIAの発表で、昨年より参戦していたメルセデス、フェラーリ、ルノーの3つのエンジンメーカーに関しては1年を通して、規定数は限られているものの改良が可能になり、45箇所に分けられたエンジンのコンポーネントのうち48%まで変更できることになる。一方、今年から参戦するホンダ・エンジンに対しては、2月28日を期限としてその後の新規の改良は軒並み禁止となるという。

「ホンダ潰しか?」との意見も出ているこのルールだが、昨年の参戦チームと新規チームとの戦力均衡を目的としたもの。初年度より複雑なルールに翻弄されるマクラーレン・ホンダ・チームだが、FIAも信頼性、安全性、コスト削減などに適ったアピールがあった場合は、別途開発を認めるとしている。