本田圭佑 (撮影/岸本勉・PICSPORT)

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1月4日、オーストラリアでのアジアカップ開幕を前に日本代表がオーストラリア・ニューカッスル近郊のセスノックでニュージーランドのオークランド・シティとテストマッチを開催し、遠藤保仁選手と岡崎慎司選手のゴールで2-0と勝利した。地元のファンやオークランド・サポーターなどが詰め掛け、ネット上でもディフェンディング・チャンピオンである日本代表の印象を語っている。

この練習試合は、35℃を超える暑さにも関わらず、日本人サポーターを含む地元のファンなどでソールドアウトとなった。日本が前半から香川選手のシュートや本田選手のボレーなどで積極的に攻撃すると、オークランド・サポーターからは「オークランドの選手に同情する。今のところ後手に回って防戦一方」という声が。その後も酒井、本田、香川、乾らがオークランドゴールを脅かしたが、遠藤選手のミドルシュートがオークランド選手に当たるという「不運なゴール」で先制した。

日本代表は数々のチャンスを作りながらゴールには至らず決定力に課題が残ったものの、清武選手のパスから89分に岡崎選手がゴールを決め、2-0でゲームは終了した。

試合後「本田がマン・オブ・ザ・マッチだね」と90分に渡り精力的に動いた本田選手の称えつつも「あのタフな試合で2失点ならオークランドは良くやった」「クラブにとっても価値のあるテストマッチ」「香川、遠藤、吉田、岡崎、本田のような選手たちを郊外のサッカー場で見られるなんて本当に良かった」といった意見や、「蒸し暑いコンディションやフルトレーニングのせいで日本は元気がなかったと」指摘する声もある。

また、試合後に「本田選手が大量のサインに応じていて嬉しかった」といった地元ファンの声も寄せられている。