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今日からいよいよ仕事初め。

早く正月モードから抜け出さなきゃ……と思いつつも、朝起きるのがつらかったという人もかなり多いのでは?

この時期は、温かい布団からなかなか抜け出せなくて、目覚めも悪くなり、起きた途端に憂鬱な気分になったりしますよね。

でも、どうして冬の朝は、夏よりもスッキリと起きられないのでしょうか? 今回は、その理由についてご紹介します。

 

■目が覚めてから、起きるまで「13分」

株式会社ウェザーニュースが行った「みんなの冬の朝事情」の調査結果によると、冬の朝、目覚めてから起きるまでの平均時間は「13分」なんだそう。「布団から出るために一番必要だと思うことは?」という問いに対し、「気合い」と答えた人が半数以上。10代では「家族の協力」というなんとも微笑ましい回答も。

13分の間に、布団でもぞもぞしていると、ついつい2度寝……なんてこともありがちですよね。やはり、冬は朝が起きづらくなる人がほとんどのようです。

 

■冬起きられない原因3つ

(1)多忙による睡眠不足

冬は年末年始の準備やイベントが多い時期。街全体が慌ただしい雰囲気に包まれますよね。仕事にプライベートにとあまりの多忙で睡眠不足に陥る人も多いようです。生活リズムが崩れると、良質な睡眠をとりづらくなります。どんなに遅く寝たとしても、毎日同じ時間におきて体のバランスを整えることが大事。

 

(2)精神的なストレスによるもの

精神的な負担が大きくなってしまうと、朝になってもうまく切り替えられずに、鬱っぽくなってしまいます。規則正しい生活をおくるのはもちろんのこと、運動したり、買い物したりと定期的に気分転換しましょう。

 

(3)日照時間の短さ

人間は朝日が昇るとともに起床し、沈む頃には体を休めるような仕組みになっています。秋から冬にかけて日照時間が短くなるため、体内時計も乱れがちに。なかなかスッキリしないのはお日さまも関係しているようですね。

 

■寒い朝でも目覚められる2つのテクニック

寒い朝でも気持ちよく起きるためにはどうすればいいのでしょう?

 

(1)起床前に部屋を暖めておく

人は、体温が下がると眠くなり、目が覚める頃にもう一度体温が上がるようになっているもの。これを利用しない手はありません。エアコンのタイマー機能をつかって、起床時間前に部屋を暖めておくと、起きやすくなりますよ。

 

(2)人工的な光を活用する

冬は日の出前に起きることも多くなってきますよね。最近は、朝の目覚めをよくするために「光」と「時計機能」がセットになった目覚まし時計も販売されています。光が顔に当たるように目覚まし時計を起き、起床時間15分前から人工的な光を当たることで気持ちよく起きられるように。

 

いかがでしたか? 身体の特性を利用すれば、ちょっとした工夫でスッキリ起きられますよ。“気合い”で起きて、ストレスを溜めては逆効果。規則正しい生活を心がけ、創意工夫しながら“目覚めのよい朝”を迎えましょうね。