バイエルン・ミュンヘンMFジェルダン・シャチリの株がゆっくりと上がっている。

インテルは2日、ピエロ・アウジリオSDがシャチリの代理人であるエルヴィン・シャチリ氏と会談したが、これが役立ったようだ。選手サイドからは、本人もリヴァプールやエヴァートンよりインテルを望んでいるとの情報が届いている。

一方、ユヴェントスはシャチリの争奪戦から手を引いた。よって、彼の争奪戦はインテルとリヴァプール勢との“一騎打ち”となった形だ。インテルの条件は1500万ユーロ(約21億7000万円)に対して1200万ユーロ(約17億3000万円)と劣っているが、選手本人の希望に強く期待している。

7日にバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOと交渉が予定されている。インテルは、ボーナス別の年俸200万ユーロ(約2億9000万円)で2018年までの3年契約という条件ですでに選手と合意に達しているようだ。

一方で、パリ・サンジェルマン(PSG)FWエセキエル・ラベッシの道も捨ててはいけない。インテルは7月に同選手を獲得する計画だったが、チャンスが出てくれば、すぐの獲得にトライするだろう。その場合は700万ユーロ(約10億1000万円)の買い取り義務つきレンタル移籍だ。