課題あるも、前向きな本田「言葉が通じる分ミランよりやりやすい」

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 アジアカップ連覇を狙う日本代表は、4日にオーストラリアのニューカッスル近郊にあるセスノックで、ニュージーランドのオークランド・シティとトレーニングマッチを行った。

 日本代表は、33分に遠藤保仁、89分に岡崎慎司が得点。守備陣も完封し、2−0と勝利を収めた。試合後、ミランに所属するFW本田圭佑が記者団の取材に応えている。

 試合を通じて浮かび上がったいくつかの問題点について本田は「今日の感じやと、半分以上は大会始まるまでに解決できる問題だと思います」と語り、修正可能なことを強調した。

 味方同士、ボールが少しズレるシーンもあったが、「言い訳できないくらいピッチコンディションがよかった」と、ピッチに問題はなく技術的なミスであったと反省。「もう少し、点ないしはビッグチャンスを増やしたかった」と改善点を挙げている。一方で「満足はしていないが、それを悲観する必要はない」と語り、一定の手応えも感じることが出来た模様。

 問題の改善に向けては「チームで一緒にやる時間が少ないし、普段の練習からミスをしてもいいからトライしていくような要求が必要。練習でそこを見ていないと、試合では絶対に見られないんで」と練習から意識を変えていかなければいけないと主張する。「ただ、個人的にはもっと(味方に)『出しときゃよかった』と思われる動き出しを増やすことに集中するべきだと思っているんで、もっとコンディションを上げて、その回数、質を上げていきたい」と個人としての課題も挙げた。

 所属するミランほど良いパスが来ないかと訊かれると、「いや、ミランも来ないですよ(苦笑)。ミランも来ないんで、言葉が通じる分こっちの方がやりやすいですよ、そりゃ」と答え、日本代表の方が感覚的にはやりやすいことを明かしている。

 初戦のパレスチナ代表戦に向けては「今日に関して言えば、無駄なミスをまず減らすことで、次のステップにいけるんじゃないかと思います」と、一つひとつ問題を克服し、頂点に向けて歩みを進めることを誓った。

 アジアカップは9日に開幕。日本はグループDに所属し、12日にパレスチナ代表、16日にイラク代表、20日にヨルダン代表とそれぞれ対戦する。