角界は2014年もモンゴル勢が話題独占。九州場所で大鵬の持つ優勝回数32に並んだ横綱・白鵬と、怪物・逸ノ城が話題を独占した。

 横綱は白鵬、鶴竜、日馬富士が堅固なモンゴルトライアングルを形成。大関には稀勢の里、琴奨菊、豪栄道の日本人トリオがいるが、九州場所で琴奨菊は6勝9敗、豪栄道は5勝10敗と大きく負け越して初場所はいずれもカド番。貴乃花が引退した2003年1月場所以来、12年間不在の日本人横綱誕生の期待は遠ざかるばかりだ。

「稀勢の里が最短距離にいるのは間違いありませんが、2015年の前半が最後のチャンス。そこで綱が取れなかったらもう無理だと思ったほうがいいでしょう。そうなると日本人横綱の誕生は、この先1年どころか3年先になってしまうかもしれません」(元NHKアナウンサーで東京相撲記者クラブ会友の杉山邦博氏)

※週刊ポスト2015年1月1・9日号