妊婦さん&お酒に弱い人は必見!調理法とアルコールの関係「フランベしても75%残る」

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フランス料理などでよく見かける、フライパンを炎上させるフランベ。アルコールを飛ばすと思われがちですが実は飛んでいるのは25%に過ぎないことをご存知でしたか? そう、料理には意外とアルコールが残っているものなんです!

それでは早速、どの調理法でどれくらいアルコールが料理に残るのか、New Scientist誌の調べた結果を見てみましょう。

■ 料理に酒をかける場合

・ 沸騰している鍋に酒を入れ、すぐに火からおろす 85%
・ フランベ(酒を入れた後引火させる) 75%
・ 火にかけず、酒を加えた後一晩寝かせる 70%
・ 酒をかけ、混ぜずに25分焼く 45%

■ 料理に酒を混ぜ込む場合

・ 15分 焼く(煮る) 40%
・ 30分 焼く(煮る) 35%
・ 1時間 焼く(煮る) 25%
・ 1時間半 焼く(煮る) 20%
・ 2時間 焼く(煮る) 10%
・ 2時間半 焼く(煮る) 5%

いかがでしたか? 意外にしぶといアルコールの実態。料理中にしっかり沸騰させたからアルコールは含まれていない、などと思うのはどうやら間違いのようですね。たとえば、30分焼くケーキの中に入れたブランデーのアルコールは約3分の1そのままという計算になります。

妊婦さんはもちろん、お酒に弱くてアルコールを避けたいという人も、使う分量や調理法にはお気をつけください!

参考:
Cooking Doesn’t Actually ‘Burn Off’ The Alcohol In Food
http://www.businessinsider.com/can-food-make-you-drunk-2014-12